『ジョジョ』4部の愛すべきバカ・虹村億泰!魅力&名シーンを紹介





しかし逆に、敵だったはずの仗助が億泰のケガを治します。その理由を「なにも死ぬことはないと思っただけだ」という仗助に恩以上のものを感じた億泰。おそらくこの瞬間、初めて彼の心に変化が訪れました。さらに仗助の能力によって異形の父がずっと大事にしていたのが家族の幸せな思い出だと知り、ついに兄の「父を死なせる」という目的に逆らうのです。

しかそのとき兄弟の仲互いの隙をついて、敵スタンド使いが2人を攻撃。初めて弟に意見された兄は、最後まで愚かな弟をかばって死んでいくのでした。偉大な兄の生き様と最期を胸に億泰は、これからは自分の選択で生きていくこととなります。兄があれだけひた隠しにした父を普通に連れ歩くのも、きっと億泰の選択なのでしょう…。

レッド・ホット・チリ・ペッパー戦での成長(?)


出典:TVアニメ『ジョジョの奇妙な冒険』公式Twitter

兄を殺した敵への復讐心を抱きつつも、すぐに意気投合した仗助と楽しい高校生活を送る億泰。そんな彼が再び兄を強く心に思ったのは、やはり仇の敵スタンド、レッド・ホット・チリ・ペッパー(RHCP)の強襲を受けたときでした。

億泰はRHCPとの初対面で、苦手の選択を迫られパニックになったところを利用されて、取り逃がしてしまいます。しかしそのことによって兄に頼ってきた自分の弱さを痛感した億泰は、2度目はどちらが敵かわからない2人のうちとりあえず片方を殴るという彼らしい方法で見事(?)勝利するのでした。

このやり方が正しかったかどうかは別として、億泰が弱点を自覚し過去を吹っ切った戦いといえるでしょう。

感涙必至!ラストバトルで億泰が見た「夢」の意味とは…

いつでも読者の心を熱くしかつ弾ませる億泰ですが、彼のベストシーンとして挙げられるのはやはり、最終決戦での復活劇でしょう。

ラスボス吉良の攻撃を避けられず、重傷を負う億泰。動かなくなった親友の生存をそれでも信じつつ、決してあきらめず町と正義のために戦う仗助。しかしついに追い詰められた仗助を吉良の爆弾から救ったのは、いつものように軽口をたたく親友の“削り取る”能力でした。

奇跡的に息を吹き返した億泰は、起きる間際に見た不思議な夢について語ります。暗闇で兄・形兆に「行き先は自分で決めろ」と言われ、兄についていかず杜王町を「選択」したという夢。億泰の心の深いところに偉大な兄は眠っていて消えることはないけれど、これからの生き方は億泰自身が決める。そんな心の整理がついたことを示唆しているのでしょう。

この感涙必至の名シーンを見て、また最初から億泰を追うと、彼のすべてがより心に迫ってくるのでおすすめです。

アニメの担当声優・高木渉は億泰そのもの!


出典:TVアニメ『ジョジョの奇妙な冒険』公式Twitter
(写真:左側)

2016年のTVアニメで億泰を演じたのは、『真田丸』にも俳優として出演したベテラン声優・高木渉(たかぎ わたる)です。2013年発売のゲームからの続投で、あまりのハマリ役…というよりまさに億泰そのもの。高木の代表作は他に、『名探偵コナン』シリーズの高木刑事と小嶋元太、『ゲゲゲの鬼太郎(第5作)』のねずみ男などがあります。

実写映画では真剣佑&岡田将生の2ショットが


出典:映画『ジョジョの奇妙な冒険』公式Twitter

第4部といえば現在話題となっているのは、数々の人気作を実写化してきた三池崇史がメガホンをとる実写映画ですね。

本作で億泰役を務めるのは、千葉真一の息子でアメリカ生まれの俳優・真剣佑(まっけんゆう)。形兆役・岡田将生とのイケメン2ショットが公式Twitterで公開されています。映画は2017年8月4日公開予定!