2017年3月18日に前編、4月22日に後編の公開が予定されている実写映画版『3月のライオン』。主演は、映画『君の名は。』の声優で話題となった神木隆之介であることもあり、公開前からファンの期待度はMaxに！公開目前の今、主要キャスト詳細を完全リサーチ！
記事の目次
2017年3月18日公開予定『3月のライオン』とは？
羽海野チカ原作の『3月のライオン』は、将棋を題材に、天涯孤独な少年・桐山零を主人公に癒しと再生の物語を描く物語。マンガ大賞2011や第18回手塚治虫文化賞マンガ大賞など数々の漫画賞受賞歴があり、12巻まで刊行されています。
2016年10月～NHKにてアニメ放映も開始。実写映画は、今話題の神木隆之介を主役に迎え、2017年3月18日に前編が2017年4月22日に後編が公開される2部作となっています。
桐山零 役：神木隆之介
神木隆之介が演じるのは主人公の桐山零。零は、小学生のときに家族を事故で失い、天涯孤独の身。中学でプロになった天才棋士ですが、人と関わるのが苦手で心に闇を抱えています。「今、この年代の俳優で桐山零を演じられるのは、神木隆之介しかいない」おそらく原作ファンなら、誰もが感じたことでしょう。『君の名は。』で魅せた若さや情熱、透明感に期待！
幸田香子 役：有村架純
『3月のライオン』は、緩急のある物語。その「急」の部分を担っている登場人物が幸田香子。香子はプロ棋士・幸田柾近の長女で、天涯孤独となった零を父が引き取ったため、幼いころは零とともに過ごします。棋士を目指していた香子ですが、父から零と比べられ才能なしの烙印を押されてしまい、以後は心に傷を抱えて生きています。キツイ性格の香子をふわりとした雰囲気の有村架純がどう演じるのか、楽しみなところ。
川本あかり 役：倉科カナ
零にとって川本家は癒しとなる存在。独りぼっちの零のことを気にかけ、何かと世話をするのが川本家の長女・あかり。あかりは、両親に代わって妹二人の面倒を見、痩せた捨て猫も放っておけず拾ってきてしまうような心の優しい温かい女性です。あかりと言えば、豊満なナイスバディも魅力の一つで、劇中で倉科カナがあのワンピースを着るのかというところも注目ポイント！
二海堂晴信 役：染谷将太
実写版のキャストが次々と発表される中、最後までなかなか明かされなかったのが二海堂晴信役でした。二海堂は、原作ではかなり人気のあるキャラ。友達のいない零を「親友」と呼び、零の心を溶かす重要な役どころ。
『3月のライオン』に先立って公開された『聖の青春』で描かれた故・村山聖棋士がモデルとされる二海堂。もしかして松山ケンイチがボドロも？と噂されましたが、さすがにそれは無理ということで…実際にキャスティングされたのは染谷将太！イメージが違うのでは？という声も聞かれましたが、特殊メイクを施した染谷はまさにボドロ!! これはスゴイです！
川本ひなた 役：清原果耶
川本家の次女・ひなた。ひなたを演じるのは清原果耶です。と言っても、「誰？」となった方には、NHK朝ドラ『あさが来た』の冬というと分かるでしょうか？みずみずしくフレッシュな15歳。ひなた役にピッタリという声が多いようです。ひなたは、4月22日公開の後編が勝負！原作でも大きな反響を呼んだ、いじめ問題が登場します。原作では零がひなたにプロポーズしちゃうという場面もありますが、実写版でそのあたりをどう扱うのかも楽しみですね。
島田開 役：佐々木蔵之介
キター!!と叫びたくなるようなナイスキャスティング！努力の人・人情の人・島田開を演じるのは、佐々木蔵之介です。いや、これはもうそのまんまでしょう。佐々木蔵之介がそこに立っているだけで既に島田開なのでは!? それもそのはず、なんと原作者の羽海野チカは、島田開のキャラ設定をするときに佐々木蔵之介の顔を思い浮かべながら描いたのだそう。早く劇場で島田開に会いたいという原作ファンは多いはず！
宗谷冬司 役：加瀬亮
零同様、中学生のときにプロになり、以来、史上初の7タイトル制覇を果たしたという天才棋士。モデルは全盛期の谷川浩司と羽生善治を足して2で割っていないキャラとのこと。「？」ですね。原作でもこの人がいるところだけ冬というか人間味がないというか、本当につかみどころのない人です。
そんな宗谷冬司を演じるのは、加瀬亮。キャスティング発表時、「なんか違う」という声もあったようですが、宗谷の場合、誰が演じてもきっとそう言われてしまうような気がします。宗谷の不思議なつかみどころのない雰囲気をどれだけ出せるかが勝負です。
川本相米二 役：前田吟
川本家の3姉妹を見守る元気なおじいちゃん・相米二を演じるのは、前田吟。「前田吟は、神宮寺会長でも良かったかも」という意見もあるようですが、NHKの大河ドラマ『直虎』でも情に厚いおじいちゃん役を演じてたりと、やはりこれもハマり役との声が多いようです。その佇まいだけでも物語ってしまう演技力を持つ前田吟。きっと川本家の柱として存在感を発揮してくれることでしょう。
林田高志 役：高橋一生
これは萌えます。なんと林田先生役は高橋一生です！神木隆之介演じる零くんとの昼休みまったりトーク！楽しみすぎます！林田先生のイメージが高橋一生にピッタリかと問われれば、ちょっと違う気もしますが、そこはもうどうでもいいです。高橋一生と神木隆之介の絡みが見られるなんて実写版『3月のライオン』は萌え要素満載すぎでしょう！高橋一生の髭が必要かどうか…意見が分かれるところでしょうか？
後藤正宗 役：伊藤英明
このキャスティングも文句なくハマり役でしょう。伊藤英明以外に後藤を演じられる俳優を思いつきません。この色気は一体何なんだと原作でスミスや高橋ら若手棋士らが恐れていましたが、伊藤英明の色気も原作の後藤に負けていません！と、香子や零のことを翻弄するのに、実は入院中の妻のことを大切に思っているというところも萌えポイント。
幸田柾近 役：豊川悦司
若かりし頃のトヨエツならおそらく後藤役がピッタリとハマっていたはず。プレイボーイとして数々の浮名を流したトヨエツも既に50歳オーバー。幸田柾近のような酸いも甘いも噛み分けてきたような落ち着いた渋い役柄がハマるようになってきました。物静かで多くを語らない幸田父の深さをどれだけ表現できるか、行間の演技に注目です！
その他のキャスト紹介
それでは、ここからはその他のキャストを紹介していきます。実写版ではちゃんと零の先輩・スミス＆一砂も登場しますよ。もちろん神宮寺会長も！ファンの方、注目です！
神宮寺崇徳 役：岩松了
酒・釣り・カラオケが好きなお調子者の会長ですが、実はちゃんと棋士たちのことを考えている人情派。そんな会長を演じるのは、俳優のみならず劇作家や監督としても多彩な活動を展開する岩松了です。
柳原朔太郎 役：斉木しげる
神宮寺会長の親友・柳原。原作の8巻ではほぼ主役といって過言ではない扱いで、島田開との激戦を展開しました。食えない男・柳原を同じく食えない俳優・斉木しげるが演じるという相乗効果を期待したいと思います。
三角龍雪 役：中村倫也
愛称：スミス。棋風はどこまでも軽く！長身でオシャレ！一見チャラい今風男子に見えますが、実は飼い猫のいちごをこよなく愛する愛猫家。スミスを演じるのは、舞台やドラマなどで活躍中の中村倫也。まだまだ伸びしろのある若手俳優です。
松本一砂 役：尾上寛之
スミスと名コンビをつとめる一砂。スミス同様、長身ですが、性格は全く正反対。実に真っすぐで熱い男！そんな一砂を演じるのは、子役時代から活躍している尾上寛之。身長＝165㎝とちょっと原作とはイメージが違いますが、間違いない演技力に期待です。
山崎順慶 役：奥野瑛太
二海堂との対局を千日手に持ち込み、スキンヘッドでゴツイ体で無愛想という、どう考えても完全に悪役の山崎順慶。しかし、彼には彼なりの想いがあるというところがこの物語の温かさ。そんな山崎を演じるのは、アウトローな役柄を演じることが多い奥野瑛太。こちらもハマり過ぎです！
安井学 役：甲本雅裕
棋士の弱さの集大成といったキャラ＝安井学。負けると酒を飲んで暴れ、家庭は崩壊。そんなダメ男を演じるのは、名脇役・甲本雅裕です。ダメっぷりを思いっきり演じてほしいですね。
川本モモ 役：新津ちせ
川本家のアイドル・モモちゃんを演じるのは、劇団ひまわり所属の新津ちせちゃん。2010年生まれのまだ6歳ですが、既にミュージカルや映画など多数出演経験があります。今後、急成長していく可能性のある子役です。
川本美咲 役：板谷由夏
川本家の頼れるおばさま・美咲を演じるのは、板谷由夏です。板谷自身のイメージはちょっと真面目な印象ですが、頼れる姉御肌的な印象は美咲にピッタリです。サバサバと男たちをさばいてほしいと思います！
