『夏目友人帳』ニャンコ先生の正体や封印の謎とは?伏線から考察

『夏目友人帳』に登場するニャンコ先生。斑という妖ということは広く知られています。しかし、封印されていた理由や、レイコとの関係など多くの謎が明かされていません。それらの伏線から見える謎を深く考察していきます。

ニャンコ先生の”斑”としての正体


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ニャンコ先生の本当の姿は、ほとんどの妖を圧倒することができる、強大な力をもつ斑(まだら)妖怪です。ニャンコ先生本人も、高貴で偉大な妖だと言うとおり、その姿はとても優美なもの。巨大な白い獣のような姿で、妖たちからは斑様と呼ばれることもある最上級の妖です。犬や猫などといった設定はされておらず、原作者緑川ゆきによる、オリジナルの妖怪だといわれています。

ニャンコ先生封印の謎

ニャンコ先生が封印されていた理由とは?


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ニャンコ先生は長い間、招き猫の姿で祠に封印されていました。なぜ封印されていたのかなど、詳細は明かされていません。また、なぜ招き猫の姿で封印されていたということも、気になるところですよね。斑の姿のときは、他の者には見えませんが、ニャンコ先生のときは、普通の人間も見えています。このあたりの関係しているのかもしれません。

ただ長い間封印されたとなると、怒りや憎しみなど溜め込んでいて、解放されたときには凶暴化しているのでは?と考えますよね。もともと斑はよほどのことが無い限り、妖でも人でも食らうことがありませんが、夏目に解放されたときのニャンコ先生は、かなり落ち着いている様子でした。自分を封印した者を恨むようなことも言っていません。もしかしたら、何か契約のようなものをして封印された。ニャンコ先生自身も承知の上で封印されたとも考えられますね。

誰が封印した?

封印されるということは、必ず誰かが封印したということになります。先ほど説明したことから、誰かを恨んではいないと感じられるので、妖とは考えにくいです。あれだけ強大な力を持っているのであれば、封印した妖を襲うことなど簡単に出来るはずです。しかし、約束や契約を果たすための封印だとすれば、落ち着いている理由もわかります。だとすれば、封印したのはやはり人間というのが有力かもしれません。その相手がレイコであるならば、なお更でしょうが、どうもしっくりきません。

レイコを守るための封印と考えてみると、誰からレイコを守ろうとしたのか、ということになってしまいます。レイコを人間たちの元へ行かせるために、ニャンコ先生は自分を犠牲にしたとは考えられないでしょうか。ニャンコ先生がわざと悪さをして、レイコに封印させる。そうすると人間はレイコの力をありがたいと思って迎えますよね。レイコに人間たちと仲良くさせるための一芝居。そう考えると、とても心が温かくなる気がしませんか?

ニャンコ先生側から見るレイコとの関係

なぜ夏目から友人帳を奪わなかった?


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ニャンコ先生が初めて夏目に出会った1期1話で、友人帳の存在を確かめていましたよね。また、友人帳を目の前にしても無理やり奪おうとはしませんでした。ニャンコ先生だったら、斑になって友人帳を奪うことなど容易いことでしょう。しかし、夏目が死んだら譲り受けるという約束を交わし、用心棒として夏目の側にいることを選んでいます。

これも、レイコの孫だということを知ったからではないでしょうか。友人帳を持っていると、少なくとも名前を書いた妖怪が夏目の元を訪れるはずです。その中には、レイコに好意をもっていない妖もいますよね。そんな妖たちから夏目を守るため、そして友人帳を守るために、あえてそうしたと考えられます。

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ニャンコ先生はレイコに恩がある!?

ニャンコ先生は夏目にレイコの事を聞かれたとき、「それはそれは美しい人間だった」「いつもいつもひとりだった」(1期1話)と話していたことから、いつもレイコの姿を追っていた、もしくはいつもレイコの側にいたと推測されます。

また、友人帳の名の返し方を知っていることや、勝負を挑まれたが断っていたとも。それでもレイコは、何度も何度も勝負を挑んできたのです。ではなぜ、ニャンコ先生はレイコと勝負しなかったのでしょうか。自分の力の方が強いを思っていたから?負けたくなかったから?その両方にピンときませんよね。

レイコはニャンコ先生と勝負したかったようですが、ニャンコ先生はそのつもりはなかったようです。負けたとき、友人帳に名を書くのが嫌なわけではなく、単にレイコとは勝負したくはなかったのでしょうか。ニャンコ先生しか知らないレイコの顔があって、妖なのに人間に想いを寄せた。そんな想いはみじんも見せないけれど、ニャンコ先生はいままでレイコの事を悪くいったことは一度もないのです。

ニャンコ先生は勝負できなかった?

全く別の考えとして、ニャンコ先生が封印されていた祠に、レイコはいつも訪れていたとは考えられませんか?ニャンコ先生は勝負しなかったのではなく、勝負できなかったのでは?最上級の妖が祠に封印されていることを、レイコが知っていたとすると、そんな強い相手なら私と勝負してよ。なんていう独り言をいっていたとか・・・。また、レイコはアニメ5期の1話で、時々お饅頭を買ってくれる人間の話をしていました。

その貰ったお饅頭を、ニャンコ先生が封印されてる祠にお供えしてたとも考えられますね。封印されているから実際には食べられず、ずっとずっと食べたいと思っていた、だから封印が解けた後も七辻屋の饅頭にこだわったとも考えられますね。いつも来てくれるレイコの姿を見ていた。祠のなかからずっとずっとレイコの様子を見ていたということであれば、色々なことで辻褄があってくるのではないでしょうか。

想いを寄せていたというのは恋愛感情ではなく”恩”。だからいまは夏目の側に居るのだと・・・。

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