一体何者なのか?『進撃の巨人』ミカサ・アッカーマンの謎について迫る





人類最強の兵士リヴァイに並ぶ精鋭ミカサ・アッカーマン。未だ、アッカーマン一族や東洋の一族の謎もハッキリと明かされていません。彼女は一体何者なのかを考察していきたいと思います。

『進撃の巨人』ミカサ・アッカーマン

東洋の一族との関係


「進撃の巨人」キャラクターイメージソングシリーズ Vol.02 ミカサ・アッカーマン(出典:Amazon)

ミカサの母は、東洋の一族の血を引くものだということは、何者かに殺害されたときに判明しています。東洋の一族とは一体何者なのかが、ケニーの祖父から明らかになっています。かつて、壁内人類のエルディア人は、王に記憶を改竄されました。

しかし、アッカーマン一族と東洋の一族のような、少数一族は、記憶改竄の影響を受けなかったのです。また、王政に逆らった一族ということでしたが、アッカーマン一族とは違って、歴史は代々受け継がれていたようでした。それが、ミカサの右手首にある刺青に関係してきます。刺青に関しては、下記の考察をご覧下さい。

科学の副産物アッカーマン一族を検証


出典:アニメ「進撃の巨人」公式‏Twitter

ミカサの苗字から、父親はアッカーマン一族の血縁者ということがわかりますね。アッカーマン一族に関しては、23巻で王家の伝承のみの存在で、「巨人化学の副産物」であることが判明しました。確認されているアッカーマン一族は、ミカサ、リヴァイ、ケニーといった精鋭たちや、ミカサの父、クシェル(リヴァイ母)、ケニーの祖父です。

もともとアッカーマン一族は、王政の中枢のひとつで、記憶改竄に影響されず、リミッター解除されると、とてつもない戦闘力を誇る一族。ケニーの祖父によれば、少数の血族なのでエルディア人ではないということでしょう。また、巨人化学の副産物ということは、自然に生まれた人間ではないことが推測できます。科学で巨人を作り出そうとした際、偶然に生まれた、もしくは人工的に生み出された人間だとすると、人類最強のと呼ばれる理由もわかりますね。

アニメ版で声優を務めるのは、石川由依


出典:アニメ「進撃の巨人」公式‏Twitter

アニメ『進撃の巨人』で、ミカサの声を担当しているのは、『アイカツ!』で新条ひなき役を演じている、石川由依です。幼少の頃から劇団に所属し、ミュージカルで主演を務めていた実力者です。2007年の声優デビューをきっかけに、インターネットラジオや各イベントなどにて活躍中しており、2014年には、声優アワードで助演女優賞を受賞しました

。また、2018年1月に放送が予定されている『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』では、主人公ヴァイオレット・エヴァーガーデン役に抜擢されています。ミカサの激しさや、健気さ、感情のこもった叫び声など、ファンにも高評価されていて、ミカサ役で注目を集めたというだけあって、まさに適役です。

謎その1┃ミカサの頭痛の原因を考察

ミカサの頭痛は過去のトラウマから?


出典:アニメ「進撃の巨人」公式‏Twitter

ミカサの頭痛は、ある条件で起こるのではないかと考えられてきましたが、一体、どんな条件で頭痛が起こるのかを考察してみましょう。ミカサの頭痛は、これまでに何度も起こっていましたが、家族を殺害されたトラウマが原因で、起こっていることが多いのです。

大半が、エレンを失いそうになった時によく見られますが、アルミンが瀕死になったときにも、頭痛が現れています。また、両親死亡後、自分の親代わりだったカルラが巨人に捕食されたときも、同じように頭痛が起こっているので、「家族」の危機もしくは、「家族」に関わるときと関係があると推測できます。

ループ説との関係性

しかしトラウマが原因で、頭痛が起こっていると断定できるわけではありません。22巻ではクルーガーがグリシャに、ミカサやアルミンを救いたいのなら使命を全うしろと言っている場面がありますが、『進撃の巨人』には、ループ説もあることから、ミカサの頭痛とループ説には親密な関係があるとも考えられます。

ミカサのセリフのひとつ、「…思い出した…この光景は今までに…何度も…何度も見てきた…」(『進撃の巨人』2巻から引用)ここには、生き物の弱肉強食の様子が描写されていますが、それはトラップで実際は、何度も生まれ変わったミカサが、かつて見てきた残酷な光景を、思い出したというのはどうでしょう?

また、49話での頭痛も、ミカサの頭のなかに、巨人に捕まったエレンと思わしき人物が浮かんでいるので、これもループでの記憶なのかと…。やはりループと頭痛には密接な関係がありそうです。まだ、生まれていなかったはずのミカサやアルミンの名がクルーガーの口から出たので、同じ名の人物が、何度も生まれ変わっていると考えるのも面白いですね。

謎その2┃ミカサの手首にある刺青の意味


出典:アニメ「進撃の巨人」公式‏Twitter

ミカサの右手首には、東洋の一族が代々受け継がなくてはならない「印(刺青)」が彫られており、ミカサも自分の子供が出来たら、伝えるようにと母がはなしています。この刺青には一体どんな意味があるのでしょうか。受け継がなくてはならないもの、それは一族の歴史だと考えると、東洋の一族とアッカーマン一族との違いは、伝統を受け継いできたか、否かということになります。

しかし、22巻でエレンとアルミンが、ユミルの呪いによる巨人化能力者の寿命について語っているとき、ミカサは「違う これは…何かの間違い…」というセリフが気になります。東洋の一族は、巨人に関する伝承を握っている、そのための刺青というのはどうでしょうか。東洋の一族が巨人に関わってきた歴史が隠されているというのも、なかなか面白いです。

謎その3┃「座標」とミカサには関係がある?

東洋の一族の刺青が発動条件になる?


出典:アニメ「進撃の巨人」公式‏Twitter

エレンが持っている座標、これは始祖ユミルが大地の悪魔と契約して手に入れた力、いわば始祖の巨人の力です。その力は、すべての巨人を操ることが出来ることと、記憶改竄できる力です。ただ、始祖の巨人の力は、王家の血筋ものもしか発動できないことなど、それなりの条件があります。巨人を操る力と同じようなものでは、アニやジーク、エレンでも確認されています。

しかしエレンの場合は、ミカサの側にいて発動していることから、ミカサは座標発動と関係していると考えている方も多いようです。それも、東洋の一族が受け継いできた刺青が、巨人の歴史と関係があると考えれば、ありえなくない話ではありません。ミカサの手首の刺青が、エレンの持つしその巨人の力に反応したとも言えますね。

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エレンの母が王家と関わっていた?

では、エレンの母カルラが、何かしらの形で王家と繋がっていたと考えるのはどうでしょうか。それならエレンは、始祖の力の発動条件をクリアしていることになりますね。

53話でのエレンの回想シーンで、ある女性が頭に浮かぶとエレンは胸騒ぎを覚えています。ヒストリアのようにも見えますが、この女性は50話の回想シーンに登場するカルラにそっくりです。それも、53話のカルラは現在なのか、ループでのカルラなのかは不明ですが、背景がまるで王家の人の暮らしぶりのように描かれているので、いずれかのカルラが王家と関わり合いがあるということも否定できません。

なので、一概にミカサが発動の引き金になったとは言い切れませんが、東洋の一族の刺青の謎が解明されることを待つばかりです。

謎その4┃ミカサとリヴァイとの関係は親族?


出典:アニメ「進撃の巨人」公式‏Twitter

かつて、アッカーマン一族は、記憶改竄の影響を受けなかったため、王政から根絶やしにされそうになっていました。歴史を子に伝承すると、粛清の対象になってしまうため、一族は歴史を伝えてこなかったのです。リヴァイとミカサの関係は、65話でのケニーとケニーの祖父の会話から察するに、親族であることは間違いないでしょう。「あと 分家の方だが…南のシガンシナ区の辺りに移ったそうだ」(『進撃の巨人』16巻から引用)この分家というのは、住んでいた地区から、ミカサの父の事を指しています。

ミカサの父とリヴァイの母は亡くなっているので、どの程度の繋がりなのかは不明ですが、アッカーマン一族も「ひとつの血族からなる単一の民族」なので、そういった意味でもふたりは同じ血筋であると推測できます。ただ、アッカーマン一族が、巨人化学の副産物ということもあり、単一の血族であるならば、親族という言い方よりも、「同じ血」であるという言い回しの方がピッタリ合いますね。

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ミカサとエレンの今後はどうなる?

エレンへの気持ちは感謝と恋心?


出典:アニメ「進撃の巨人」公式‏Twitter

エレンとミカサ、ふたりの関係は「家族」なのか「恋人」なのか。ミカサは両親を失った後、子供でありながら一人で自分を救いにきてくれた、そして生き方を教えてくれたエレンに、多大な感謝を寄せていることでしょう。ただ、ふたりの間は、事件が起こる前から繋がっており、ミカサはグリシャと一緒に定期的にやってくる、エレンのことが気になっていました。

外伝『進撃の巨人LOST GIRL』によると、エレンが調査兵団に入ろうとしているのを不安に思っていること、エレンとの約束は必ず守ること、しばらく会えなかったときは、手紙に「あえなくて さびしいです」(『進撃の巨人 LOST GIRL』から引用)と書いていることから、ミカサのエレンに対する気持ちは恋に近いはずです。

エレンは家族という認識?


出典:アニメ「進撃の巨人」公式‏Twitter

また、いつもエレンの側にいたいと思っているのは、エレンを守りたいという気持ちがあることでしょう。エレンの家で暮らすようになった頃のミカサは、何でも突っ走るエレンを安じていたり、悪がき達に絡まれたアルミンを助けようとした時も、悪がき達はエレンの後ろにいたミカサに怯えていました。このときも、アルミンを助けに行くというよりも、アルミンを助けに行くエレンを「家族」として守ろうとしたのではないでしょうか。

エレンのことは、もちろん「大切な人」と思っているミカサですが、その気持ちは恋なのか、家族としてなのかは、今一度ハッキリしていません。ただ、わかっていることは、ミカサはエレンを守るためなら、命を惜しまないということでしょう。ミカサのすべてはエレンに繋がる、そういう解釈でいいと思います。

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