『黒執事』最強女剣士エリザベス・ミッドフォードの魅力と謎に迫る

シエル・ファントムハイヴの、天真爛漫な許婚リジー。可愛いものが大好きな少女ですが、ある一件から突然姿を消しました。一体リジーに何があったのでしょうか・・・。この記事ではリジーについて、考察を交えながら紹介していきます。

「女王の番犬」の妻エリザベス・ミッドフォード

エリザベスのプロフィール


出典:アニメ「黒執事」公式‏‏Twitter

エリザベスシエル・ファントムハイヴの許婚で、本名エリザベス・エセル・コーディリア・ミッドフォード。通称リジーと呼ばれるエリザベスは、可愛いものとシエルが大好きな天真爛漫な少女です。可愛らしい一面、多数の敵を相手にできる天才剣士という顔を持ち、豪華客船編ではシエルを守るために、動く死体を前に、見事な剣さばきを披露していました。

フリフリいっぱいの可愛い服を好み、くるりんとした金髪ヘアーで、いかにもお嬢様といわんばかりのリジーですが、実はリジーの魅力はそれだけではありません。ここではリジーのあれこれを、あますことなく紹介していきます。

天真爛漫の少女の実態は最強女剣士だった


出典:アニメ「黒執事」公式‏‏Twitter

普段は可愛らしくて、どちらかというと「守られ女子」だったリジーが、実は天才剣士だということが、12巻の豪華客船編で明かされました。大量の「動く死体」に囲まれたリジーが、「シエルの前では最後まで可愛い姿でいたかったな…」(『黒執事』12巻から引用)といった瞬間から剣を取り、もの凄いスピードで次々と動く死体を退治していきました。

幼い頃、「フランシス叔母様美人だけど あんなに強いお嫁さん…僕は怖いな」(『黒執事』13巻から引用)というシエルの言葉に、シエルに守られるお嫁さんであろうと決めたリジー。それからは、剣の稽古を拒否するようになったのです。しかし、あの「ファントムハイヴ家襲撃事件」後、シエルを守れるお嫁さんになろうと決めたのです。それでもやっぱり可愛い方がいいからと、お洋服や髪飾りにもこだわっているんでしょうか。

アニメ版で声優を務める田村ゆかり


田村ゆかり「Princess Limited」(出典:Amazon)

アニメ版『黒執事』で、リジーの声を務めているのは、『斉木楠雄のΨ難』で夢原知予役を演じている田村ゆかり。本人曰く「永遠の17歳」ということで、幅広い声質で、様々な役柄を演じることでも知られています。

また、歌手やラジオパーソナリティとしても活動しており、多彩で明るい曲調を中心に、ステージでは、ファンとの一体感を重視した演出も好評です。リジーの可愛らしさを、最大限に引き出した声質にも定評があり、元気で明るく、それでいて強い心を持つリジー役を、見事に演じています。

可愛いものが大好き!エリザベスの魅力

リジーの魅力は、何といっても可愛らしさ!こういったキャラクターって、女性に怪訝されることが多いのですが、リジーは意外にも女性からも人気の高いキャラクターなのです。それはやはり、ただ可愛いだけの守られキャラではないということが一番でしょう。それでもリジーと同じく、可愛いものが好きなファンの方に、リジーの可愛いファッションの一部を紹介します。


出典:アニメ「黒執事」公式‏‏Twitter

これは、リジーがファントムハイヴ家を訪れて、突然パーティーをしようと言い始めたときのシーンですね。カチューシャとチョーカーのリボンがお揃いで、リジーらしさが出て素敵!


出典:アニメ「黒執事」公式‏‏Twitter

画像はリジーのみのカットではありませんが、『黒執事 Book of the Atlantic』で着用していたドレスも可愛かったです。普段と比べると、シックな色合いですが、ヘアーリボンとドレスの色を合わせるこだわりもあって、これもリジーにとってもよく似合っています。

しかし、リジーの魅力はかわいらしさだけではありません。彼女には、乞うと決めたら曲げない、一直線なところがあります。それが24巻117話「この執事、丁々」で描かれているように、自分の心に従う芯の強さがあるのです。ここでは、何かを守るためにセバスチャンと対峙しましたが、「何か」については、リジーが剣の稽古を始めた理由と一致するのかもしれません。

リジーは早い段階で坊ちゃんがシエルではないと感づいていた?

初めは”エリザベス”の違和感


黒執事 13(出典:Amazon)

リジーは、ファントムハイヴ家襲撃事件後、セバスチャンを連れて戻ってきた坊ちゃんの生還を、心から喜んでいました。それから度々、坊ちゃんの元を訪れましたが、彼女は少しずつ坊ちゃんに「違和感」を感じ始めていたのでしょう。坊ちゃんがエリザベスと呼ぶのに対し、「リジーって呼んでって言ってるでしょ」というのも、何気なくスルーしていたように見えますが、実際は何かを直感していたかもしれません。

イースター・エッグが決定打か!?


黒執事 14(出典:Amazon)

それを確かめるように、14巻では66話「その執事、狂騒」では、坊ちゃんが本物のシエルかを確かめるような描写があります。

リジー「昔、シエルはあたしが作ったイースター・エッグを一番に見つけてくれたよね!今年もぜーったい一番に見つけてね!」
「やったあ!やっぱり一番に見つけてくれたのねっ!」
坊ちゃん「ああ 昔と一緒だ」
リジー(心の声)「あたし達何度も一緒に復活祭をお祝いしてきたよね。でも、あたしがイースター・エッグを作ったのは今年が初めてよ」

出典:14巻66話「その執事、狂騒」より

この瞬間、リジーの頭にはぼっちゃんがイースター・エッグの花柄に反応しなかったこと、そして咳き込む姿が脳裏に浮かびました。ただ、坊ちゃんがシエルに成りすましていると言うことまでは、思っていなかったかもしれませんが、もしかしたら・・・と、疑い始めていたはずです。それが、「青の教団編」の「あたしだけはそっちに帰れない」に繋がるのでしょう。

リジーが家に帰らなくなったのは、本物のシエルの存在を知ったから?

スフィア・ミュージックホールでの占い


黒執事 23(出典:Amazon)

リジーには、23巻で兄エドワードに連れられて行った「スフィア・ミュージックホール」で、占いをしてもらった後から、異変が起きました。占いのないようとしては、「婚約者について大きな悩みを抱えている」ことと、「明るい未来は悩みの先にある」というものです。エドワードは、なぜそこまで知っているのかを不審に思っていましたが、ここがアンダー・テイカーと繋がりがあるとすれば、その理由も明らかです。

リジーは、その後侍女ポーラを連れて、何度もミュージックホールに足を運んでいます。エドワードによれば、ホールに行けばリジーには会えるとのことですが、家が嫌になったのではなく、キラキラがここにあるという理由ででした。このキラキラの理由が、「本物のシエル」だとすれば、リジーがずっと抱えていた悩みが解決したことになります。

セバスチャンに怒りを向けたのは真実を知ったから?


黒執事 24(出典:Amazon)

ここでは、本物のシエルが生きていたことを前提に考察していきます。「あたしのキラキラはここにある」といった時点では、まだシエルの完全復活目前だったのかもしれません。リジーの様子からは、ただシエルが生きていたことの喜びが溢れていました。しかし、24巻ではどうでしょう。セバスチャンに向ける剣先と、怒りに満ち溢れた様子が描かれています。セバスチャンも「いつも坊ちゃんの笑顔を願われていた貴女が何故このようなことを?」(『黒執事』24巻から引用)と、不思議に感じてしまうほどです。リジー本人も「どうしていいかわからない」とのことなので、シエルが生きていると知り、儀式での一部始終を聞いたのかも。

儀式の事に関しての詳細は明かされていませんが、坊ちゃんがシエルに責められる夢を見たり、その度に怯えていることからすると、ふたりの間に何かがあったのだと推測されます。リジーにとって、シエルは婚約者であり大切な人、坊ちゃんもまた、大好きなシエルの兄弟で、自分の幼馴染だという狭間で、大きく揺れているのかもしれません。また、セバスチャンがシエルの魂を食らった悪魔だと知っていた場合、セバスチャンに剣先を向ける理由も納得できます。そして、復活したシエルの魂を、再びセバスチャンに食らわれないように、「そっちに行かせない」と言ったのかもしれません。

次々と明かされ始めている謎の数々、最後はどういった展開を迎えるのかが楽しみです。

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