朝霧カフカ×春河35が描くイケメン文豪たちが織り成すバトル漫画『文豪ストレイドッグス』。登場回数は多くないものの、ポートマフィアの中原中也が可愛すぎると女子たちの間でザワザワ♡ 今回は、太宰の掌で転がされている中也のバタバタ度合いを大きく取り上げて中也の可愛らしさを堪能したいと思います。
記事の目次
『文豪ストレイドッグス』中原中也のプロフィール
まずは、『文スト』の中原中也とはどんなキャラなのかを簡単におさえます。
中原中也=太宰の元相棒!でも太宰は大っ嫌い!
『文スト』中原中也は、22歳という若さでポートマフィアの幹部を務めるデキる奴。160㎝、体重60㎏と細身で、帽子や靴にもこだわりがあるオシャレさんでヴィジュアル的にもレベル高し!異能力=「汚れつちまつた悲しみに」で、重力を自由自在に操ります。天井に立ったり、相手の重力を操作して体の自由を奪ったりと、基本、攻撃系の異能力となります。
強くてカッコいい中也ですが、一つ弱点が!それは太宰治。太宰のマフィア時代には、共にコンビを組む仲でしたが、中也が最も嫌いなもの=太宰なんです。二人は一体どんな関係なんでしょうか!?
アニメ版声優=谷山紀章
出典:アニメ「文豪ストレイドッグス」公式Twitter
(写真左)
漫画『文豪ストレイドッグス』は、2016年にアニメ化されており、2018年初春には劇場版『文豪ストレイドッグス DEAD APPLE』が上映予定。アニメ版で中也の声を務めたのは、GRANRODEOなど歌手としても活躍しているベテラン声優・谷山紀章。谷山の魅力はそのハスキーボイスにあり!色気溢れる声で中也をさらに魅力的なものにしています。もちろん、自身が担当したアニメ1期のOPも評価高し!
太宰の掌の上で転がる中也が可愛い!
ポートマフィアの幹部として君臨している中也ですが、太宰の前に出れば赤子同然…。いじられキャラ全開!中也エピソードをまとめます。
中也が内股歩きのお嬢様口調に!
中也の人となりが本文の中で初めて明らかになるのが3巻10話です。マフィアにとらえられた太宰のもとに、中也が尋ねるという場面。立場的には完全に中也の手中にあると思われた太宰ですが、何と太宰の予告通り、最終的には中也が内股歩きのお嬢様口調で、太宰に情報を教えて出て行ってしまうという悲惨な結果に…。
太宰は情報が欲しいがためにマフィアに潜入し、とらえられたフリをしただけだったんです。にしても、中也の内股歩き&お嬢様口調を提案した太宰は天才!
服のセンスを咎められる中也
自分はカッコいい、自分は完璧…というナルシスト感を醸し出している中也ですが、太宰にはその自慢の容姿をけちょんけちょんにけなされてしまいます。8巻では久々に太宰とタッグを組み、いざギルドと決戦という場面なのにも関わらず、まず帽子の趣味にダメ出しをされ、次に靴の趣味についてもダメだしされてしまいます。最終的に「帽子置き場」という異名まで賜る始末…。ちなみに、中也は乱歩にも「素敵帽子君」という変なあだ名をつけられています。
太宰を黙らせるキーワード=女
太宰の前では泣こうが喚こうが、攻撃をしかけようが…とにかく何をしても成すすべなく、想像の斜め上から倍返しとなって嫌味を返上されてしまう中也。しかし、8巻で、太宰の弱点になるキーワードが披露されます。それは「女」です。太宰は今までたくさんの女性たちを泣かせてきたよう…。その女性たちに今の太宰の連絡先を教えるぞと脅せば…数秒は黙る可能性ありです。
戦い終了後、捨て置かれる中也
太宰のことを大っ嫌いと公言している中也ですが、二人で共闘して戦う際には、中也は太宰に身を預けるしか他ありません。今は、探偵社とポートマフィアという対立する組織にいる二人ですが、共闘して戦う姿から見えてくるのは、表面上には見えない深い繋がり。まあ、でも…戦い終了後は、全力を出し切って立ち上がれない中也をあっさりと捨て置いて帰る太宰なのでした。
酒に弱いくせにロマネ好き
中也の嗜好がよく現れているなぁと思うのが、酒に関する描写です。どうも中也は酒にはあまり強くないようで、飲むとクダを巻いてベロベロに酔っ払っている姿が描かれています。にも関わらず、勝利の美酒としてロマネを選んだり、太宰がポートマフィアを出て行った日にはペトリュスを空けたり…。ここにも見栄っ張りというか、分不相応に背伸びしちゃう中也の可愛らしさを見ることができます。
推理力はイマイチ!
わざわざ言わなくても分かってるよ…という中也ファンの方も多いと思いますが、どうも中也は頭がいけません。太宰とのやり取りで薄々気づいていたことですが、13巻で乱歩に推理小説の世界へ引きずり込まれた際、もう推理力は壊滅的なんだということが露呈してしまいます。何と中也は、犯人が分からず、登場人物全員を張り倒すという力技に出たとのこと…。このちょっと足りない感も、女子たちの母性本能をくすぐる重要ポイントです。
可愛いだけじゃない!中也の戦闘シーンはカッコいい!
太宰には一方的にいじられるばかりの中也ですが、太宰がポートマフィアに居たころは、二人で「双黒の時代」と言われ、恐れられていました。中也はかなり強いんです。中也ファン必見の中也の強さをまとめます。
中也の異能=「汚れつちまつた悲しみに」基本性能確認
中也の異能「汚れつちまつた悲しみに」の基本性能を確認したいなら、6巻を参照しましょう。与謝野先生と賢治、二人がかりで中也に当たりますが、あっさり賢治をキックで撃退したり、天井に立つ姿を見られます。重力と戦うことは、本当に困難です。
中也×太宰 作戦暗号「恥と蟇蛙(はじとひきがえる)」
中也×太宰の二人には、数多くの作戦があるよう。その一部を披露しているのが、8巻です。作戦暗号「恥と蟇蛙」とは、恥=太宰、蟇蛙=中也に見立て、二人が前後に並び、まずは太宰が囮となって敵をおびき寄せ、その後、後ろからの蛙のような跳躍により、中也が飛び出し、敵を攻撃するという攻撃パターン。
ちなみに、作戦立案は、全て太宰が握っているようです。
中也×太宰 作戦暗号「汚濁(おじょく)」
中也×太宰の作戦暗号の中で最終形態とされるのが「汚濁」。汚濁とは、中也の異能を全て解放することによって、戦車も一瞬で焼くことができるほどの強い重力弾を放つという技です。ただし、中也自身は力をコントロールすることができず、太宰の異能「人間失格」によって解除しないと、中也は死ぬまで能力を解放し続け、やがて死に至ります。
汚濁は、中也と太宰の信頼関係が無いと成せぬ技。なぜなら、太宰は中也を見殺しにすることも可能だからです。
可愛い&強い!魅力溢れすぎる中也への愛が止まらない!
今回は女子に大人気『文スト』中原中也の魅力についてまとめてみました。強くてカッコいい中也ですが、太宰を前にすると途端に子どものようになってしまい、可愛い表情を見せてくれます。
今はポートマフィアの中で肩肘張って幹部なんてやっている中也ですが、きっといつか再び太宰と共に世界の中心で(愛を叫…)活躍してくれることでしょう!中也を見ているとつい…「嫌よ嫌よも好きのうち♡」という俗言が浮かんでしまいます。