イケメン毒舌がカッコいい!『ハイキュー!!』月島蛍の成長を名言とともに振り返る

春高全国大会へと進んだ漫画『ハイキュー!!』烏野高校の面々。今回は、烏野高校のブロック司令塔と言っても過言ではない月島蛍を取りあげます。1巻登場時から毒舌がさえわたり、バレーに対して本気になれなかった月島ですが、88話を境に大きく成長!トラウマとなった兄のことなどを毒の効いた名言とともに振り返ります。

漫画『ハイキュー!!』月島蛍のプロフィール

まずは漫画『ハイキュー!!』の月島蛍(つきしま けい)のプロフィールについておさえておきましょう。

超クレバー!烏野のブロック司令塔・月島蛍


出典:アニメ「ハイキュー!!」公式Twitter

月島蛍は烏野高校1年生でポジションは主人公の日向と同じMBです。身長は当初188.3㎝でしたが、190.1㎝と順調に成長中。日向と違い、体格に恵まれ、バレーのセンスも。

進学クラスに所属する蛍は、超クレバー。ブロッカーとしても優秀で、殻を破ってからは、1年生ながら烏野のブロック司令塔として機能しつつあります。
しかし、毒舌家で皮肉屋という面も持ち合わせており、蛍には毒舌名言が多数存在!こんな性格になった原因の一つとしては、兄・明光の存在が挙げられます。

アニメ版声優=内山昂輝


出典:アニメ「ハイキュー!!」公式Twitter
(写真中央)

漫画『ハイキュー!!』は、2014年にアニメ化されており、2015年には2期が放映されるなど、アニメ版も人気です。アニメ版で月島蛍の声を務めたのは、『キングダム ハーツII』のロクサス役で注目され、以来、数多くのアニメ作品に出演している内山昂輝です。どこか影のある役を演じることが多い内山にとって、月島蛍 役はまさにハマり役!

【月島蛍の毒名言】鍵は88話!月島の変革を見る


出典:アニメ「ハイキュー!!」公式Twitter

物語前半で月島は、皮肉屋で毒舌家で、チームメイトたちと仲良くする気なんてサラサラ無く、バレーに対しても全く熱いものを持っていないクールなイケメンという印象でした。月島が変わったのは、10巻88話「幻覚ヒーロー」。86話から続く「月島神回」と呼ばれる覚醒シーンを、月島の毒名言とともに振り返っておきましょう。

毒名言①「そんな風にやるから あとで苦しくなるんだろ」

「そんな風にやるから あとで苦しくなるんだろ」by月島蛍

出典:10巻86話「月の出」より引用

インハイ前の東京合宿。そそくさと自主練を切り上げる蛍に対して音駒の黒尾が、蛍と日向とを比較するような発言をします。それに対する蛍の返答は「しょうがない」。その後、一生懸命自主練習を続けるメンバーたちの様子を目の当たりにして蛍から発せられた毒名言が上記のもの。

毒名言②「カッコ悪」

「カッコ悪」by月島蛍

出典:10巻87話「エースの意地」より引用

蛍の毒名言は聞いていて辛くなるものが多いんですが、この「カッコ悪」は、そんな蛍の毒が良い方向に作用した代表格の名言です。

蛍には小学生の頃からの付き合いの山口という親友がいます。小学生の頃、山口はいじめっ子たちにいじめられていました。その様子を見た蛍がいじめっ子たちを見下したように放った一言が「カッコ悪」!

毒名言③「絶対に一番になんかなれない どこかで負ける」

「絶対に一番になんかなれない どこかで負ける」by月島蛍

出典:10巻88話「幻覚ヒーロー」より引用

蛍の苦悩がよく現れている名言です。一番になれる保証なんかどこにも無いのに、キツイ練習を続けるその原動力はいったいどこからくるのか…この当時の蛍は、仲間たちのことをまるで言葉が通じない異人種を見るかのような目でしか見ることができませんでした。

毒名言④「僕がぐだぐだと考える事より 山口の一言の方がずっとカッコ良かった」

「僕がぐだぐだと考える事より 山口の一言の方がずっとカッコ良かった」by月島蛍

出典:10巻88話「幻覚ヒーロー」より引用

真っ向から人と対話することが苦手な蛍は、気持ちを他人にガツンとぶつけた経験は無いようです。しかし、88話「幻覚ヒーロー」で真っ向からぶつかってきた山口から、蛍は浮上のヒントとなる言葉をもらいます。

それは「プライド」です。山口は、頑張る原動力=プライドだと言い切りました。カッコ良いことが好きで、プライドも高い蛍。山口の言葉が一体どんな内容を意味するのかを確かめるため、黒尾や木兎のもとへ向かいます。

【月島の兄・明光の名言】月島の兄・明光の溢れすぎる弟への愛


出典:アニメ「ハイキュー!!」公式Twitter

東京合宿で一つの殻を破った月島蛍。しかし月島蛍にはまだ超えなければならないトラウマがありました。兄の明光のことです。月島蛍がどのように乗り越えていったのかを今度は月島の兄・明光の弟愛が溢れすぎる名言とともに振り返ります。

【考察】蛍との関係性、トラウマとは?

トラウマというと、二人は一体どんな関係なんだ!? とほの暗いものを想像してしまいますが、元々の関係性は決して悪くないものでした。というより、むしろ良いほう。中学時代バレー部だった明光は、エースとして主将としてチームを引っ張る存在で、蛍にとって明光は憧れの存在だったんです。

しかし、烏野高校に入学した明光を待っていたのは、自分よりも低身長で身体能力も高く、バレーの資質も優れている「小さな巨人」。明光は「小さな巨人」にエースの座を奪われる形で、結局高校時代はベンチにも入れず終わってしまいます。

明光は、そんな状態であることを、自分に憧れてくれている蛍に言えず、嘘をつき続けます。明光が烏野のエースと信じて疑わない蛍は、ある日友達と連れ立って兄の晴れ舞台を見ようと試合見学に訪れます。そこで目にしたのは、スタンドでメガホンを持って応援している明光の姿。この時のことが蛍にとっては大きなトラウマとなり、バレーに対しても兄に対しても距離を取るようになってしまったんです。

弟愛溢れる名言①「気が済むまで本気でやれる場所にいたい」

「気が済むまで本気でやれる場所にいたい」by月島明光

出典:11巻98話「会話」より引用

その事件以来、蛍は明光のことを避けるまでもはいきませんが、明光に対して心を開かなくなったようです。そんな蛍のことを人一倍気にしていたのは明光でした。蛍がバレーにのめり込めないのは、自分のせいだと思っているところがあったのでしょう。

烏野高校に入学した蛍のことを気にかけ、実家に帰省した明光は、自分がなぜバレーを続けているのか蛍に語ります。高校で思うようなバレーができなかった明光が今も前向きにバレーを続けているという事実。このことは、何よりも蛍をバレーに全力で向かわせるきっかけとなったと考えて良いでしょう。

弟愛溢れる名言②「うちの弟はね ガッカリするぐらい冷静なんです」

「うちの弟はね ガッカリするぐらい冷静なんです」by月島明光

出典:17巻153話「3本目」より引用

蛍に試合を見に来ないよう釘を刺されていた明光ですが、春高地区予選白鳥沢との決勝には、居ても立っても居られず、かなり浮いた変装をして見学にやってきます。

白鳥沢と言えば、牛島若利。全国で3本の指に入るスパイカーです。蛍はMBですから、当然、牛島とガチで対戦することになります。とても止められないと思われた牛島ですが、兄・明光は分かっていました。蛍は冷静なブロッカーだと。目の前の情報しか信じない、超クレバーなブロッカーだと。

白鳥沢戦では兄・明光の予言めいたこの名言通り、蛍は着実にじわじわと牛島の息の根を止めるブロックに近づいていきます。

弟愛溢れる名言③「蛍がちゃんとチームに溶け込んでいる…」

「蛍がちゃんとチームに溶け込んでいる…」by月島明光

出典:19巻164話「たかが1点」より引用

蛍が小学生の頃から、兄・明光は蛍がちゃんと友達と上手くやっているのか心配でたまらない様子でした。そして、それは今も。明光は蛍がもともと皮肉屋でなかなか友達と打ち解けられない性格だと知っています。

前代未聞のナイスプレーをした蛍に対し、チームメイトの田中&西谷が抱きしめ(襲い掛かり)に行った様子を見て、明光は号泣するほど喜んでしまいます。弟・蛍への愛が溢れすぎる兄・明光の名言でした!

【月島蛍の覚醒名言】白鳥沢戦は月島覚醒回!


出典:アニメ「ハイキュー!!」公式Twitter

単行本17巻~21巻に渡る春高地区予選決勝・白鳥沢戦は、月島のためにあると言っても過言ではありません。試合を通して、月島は覚醒していきます!ということで、ここでは「毒名言」ではなく「覚醒名言」ということでお届けします。

覚醒名言①「負けると思ったんだ それが当然であるように」

「負けると思ったんだ それが当然であるように」by月島蛍

出典:17巻153話「3本目」より引用

絶対に止められないと言われる牛島のスパイク。実際、牛島と対峙した瞬間、蛍はつい「逃げる」気持ちを露呈していることに自ら気づきます。

覚醒名言②「一人時間差 うちの野生児は騙せても 僕には通じないんで」

「一人時間差 うちの野生児は騙せても 僕には通じないんで」by月島蛍

出典:18巻157話「理性と力」より引用

白鳥沢戦では牛島との対決だけでなく、ゲスブロッカー・天童とのやり取りも見ものです。一人時間差で攻撃に出た天童をドシャッとする蛍から発せられた覚醒名言!

覚醒名言③「絶対にタダでは通さない!」

「絶対にタダでは通さない!」by月島蛍

出典:18巻162話「幾望」より引用

蛍は、感性で動くブロックではなく、情報を分析し、システムを構築し、執拗に相手を追い詰めていくリードブロックが持ち味です。「タダでは通さない」というのは、いわばリードブロックの要となる精神。相手に嫌な感じを与えるのが最大の目的です。

覚醒名言④「ほんの僅かいらだちと焦りを含んだ綻びを まってたよ」

「ほんの僅かいらだちと焦りを含んだ綻びを まってたよ」by月島蛍

出典:19巻163話「月の輪」より引用

長い時間をかけて、少しずつ真綿で首を絞めるように行っていたリードブロックが活きた瞬間の覚醒名言!相手セッターの焦りがピークに達したところでの牛若ドシャッと!

覚醒名言⑤「たかがブロック一本 たかが25点中の1点 たかが部活」

「たかがブロック一本 たかが25点中の1点 たかが部活」by月島蛍

出典:19巻163話「月の輪」より引用

19巻163話は、月島蛍ファン必見の神回です!なんとあの冷静クレバーな蛍のガッツポーズが見られますよ。この1点のために蛍が積み上げてきたものの重さがグッと伝わる名場面です。

覚醒名言⑥「ブロックとはシステムです」

「ブロックとはシステムです」by月島蛍

出典:19巻167話「個vs数」より引用

ゲスブロッカー・天童はいわば天才型。天童曰く「ブロックは読みと嗅覚だよ?」に対し、蛍が応えたのが上記の名言。

覚醒名言⑦「最後まで戦ってみたいなんて」

「最後まで戦ってみたいなんて」by月島蛍

出典:21巻184話「はじめての感情」より引用

白鳥沢戦で牛島を止めるなど大活躍の蛍。しかしこのまま終わらせてくれないのが『ハイキュー!!』古舘先生です。蛍は試合の中で初めて大きな怪我をします。いったんコートを後にしなければならなくなった蛍ですが、どうにかしてコートに立ちたいと願います。

今までの蛍には考えられなかった前向き姿勢!

宮城県1年選抜メンバーに選ばれた月島蛍!さらに進化!


出典:アニメ「ハイキュー!!」公式Twitter

白鳥沢戦での活躍がよほど鷲匠監督の目に留まったのか、宮城県1年選抜メンバーに選ばれた月島蛍。今までの蛍なら、合宿中、自主練なんてしませんでしたが、この合宿では日向を使ってブロック練習するなど、貪欲に技術を挙げていく努力をします。

その後の伊達高校との練習試合では影山の覚醒もあり、更に打点が上がるなど、まだまだ伸び盛りの蛍。春高全国大会では、丁寧なトスも披露するなど、ブロック以外の技術もきっとこれから上がってくるはずです。

白鳥沢戦では牛島をたった1度しかドシャッとできなかったと悔やんでいました。バレーに対してプライドを臆面なく出せるようになったこれからの月島蛍の活躍が楽しみです!

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