相手のことが好きすぎて病んでしまう。他の人に渡したくない強い気持ちと、自分だけのものにしたい独占欲!そんな危険な恋心を秘めているのがヤンデレです。アニメのキャラクターだから、2次元だから許せる人も多いはず。今回は女性キャラクターを中心に、可愛いけどヤンデレな子を紹介します。
記事の目次
我妻由乃:『未来日記』ヤンデレ代表の歪んだ愛情
未来日記 Blu-ray限定版 第一巻(出典:Amazon)
- 萌え度 ★★☆☆☆ 可愛さがヤンデレで上書き
- 病み度 ★★★★★+ 規格外
- 暴走度 ★★★★★ 戦闘力含めヤンデレになると強い
容姿は最高!でも恋人にしたら怖すぎる・・・なのに引き込まれる
ヤンデレキャラクター代表、四天王と称される我妻由乃(がさい ゆの)。大人気作品『未来日記』に登場するヒロインです。
物語の最初から最後までヤンデレを突き通しているキャラであり、異常すぎる主人公への愛情と依存は狂人と言えるレベル!可愛いルックスでスタイルも良く、周りの男子からも注目されるほどですが、そういう女子だからこそ裏の人格があるということなのでしょうか…。
2人一緒なら最強?死のゲームは歪んだ愛を深める
由乃が所有する「雪輝日記」は、主人公の雪輝の未来の行動を把握することができるので、ヤンデレストーカーの由乃さんにはぴったりな日記。雪輝が所有する「無差別日記」と相性が良いので、協力関係(恋愛含む)となります。
雪輝のためなら人を騙すことや傷つけることはもちろん、殺人にも躊躇がありません。さらに雪輝を自分のものにしたいという独占欲から、雪輝を薬で動けなくして監禁したり、自身の記憶を改ざんするなど、終始異常な行動が見られます。ストーリーも面白く、バトル系や頭脳戦略系が好きな方には特にオススメ。作品を楽しみながら由乃がいかに常軌を逸しているか確認してみてください。意外な恋愛の結末にも注目!
桂言葉:『School Days』衝撃すぎる結末が話題!
- 萌え度 ★★★☆☆ 容姿は良いが萌え微妙
- 病み度 ★★★☆☆ 終盤から加速
- 暴走度 ★★★★☆ 上に同じく
放送ギリギリの別格ヤンデレ!危険な愛の怖さを知る
タイトル通り、ストーリー展開と結末が話題となった『School Days』。この作品に登場する2人のヒロインが、後世に名を残すほどのヤンデレキャラクターとして有名です。
桂言葉(かつら ことのは)はヒロインの1人で、ストーリー序盤で主人公の誠からアプローチを受けて恋人関係になります。ルックスは当然可愛いのですが、なんとバスト100センチ超えという抜群のスタイルの持ち主!性格も控えめで優しく、男性経験がない純粋な女の子です。しかしストーリーが進むにつれて、誠が世界や他の女子と関係を持ち始めたことで、彼女の精神が徐々に壊れていきます。
悲しさと恐怖が入り混じるラスト!ヤンデレの恋は残酷
電源が付いていない携帯に向かって通話したり、誠が自分に興味が向くように胸を直に触らせると発言するなど、精神が病んでいくのが伝わります。
終盤で誠が自分を選んだことによって普通に戻りますが、世界が誠を殺害したことで再び精神が崩壊。世界を呼び出して殺害し、誠の頭部と共にヨットに乗って行方不明になるという最後となりました。作品を通して「言葉がかわいそう」や「誠がクズすぎる」という意見が多かったので、結末こそシリアスでグロいですが、支持する人もいるようです。
西園寺世界:『School Days』不人気投票で2位に輝くヤンデレ
- 萌え度 ★☆☆☆☆ 正直萌え要素は薄い
- 病み度 ★★★☆☆ 見る人によっては言葉以上
- 暴走度 ★★★★☆ ストーリーを通しての行動とラストシーンの暴走
止められない感情が物語に影を落とす・・・
ストーリー展開が大きく変わったきっかけと言えるもう1人のヒロインが、西園寺世界(さいおんじ せかい)です。スタイルは言葉には及ばないものの良い方で、可愛いルックスと明るい性格で男子生徒からの人気が高く、女性キャラクターとも上手く接しています。
序盤こそ誠と言葉の仲を取り持ち、2人が交際を始めてからも双方にアドバイスするなど性格の良さが目立ちましたが、それも途中まで。誠に頼まれて練習という建前でキスをしたり、体を触させるといった行為が多くなっていきました。
可愛いのに不人気・・・言動は作中で1番身勝手
自分が誠を好きな気持ちを止められず、肉体関係を持って恋人まで進展させてしまい、その結果、世界も誠が他の女性と関係を持っていることに精神を病んでしまいます。なんというか…世界は世界で自業自得ですが、それにしても誠の節操の無さが凄まじい。
最終的には言葉を選んだ誠に対して精神の歯止めが利かなくなり、包丁でめった刺しにして殺害。その後、精神崩壊した言葉によって惨殺されて腹を開かれるという酷い最期となりました。ちなみに性格の身勝手さから不人気投票では誠に続く2位。
星伽白雪:『緋弾のアリア』どこか可愛いヤンデレ恋愛のプロ?
- 萌え度 ★★★★☆ 相手次第では良い嫁になれる
- 病み度 ★★☆☆☆ ギャグ要素もあるので許せる
- 暴走度 ★★★☆☆ 戦闘力高く行動も怖い
『緋弾のアリア』からはAAを含め2人を紹介します。これまでの3名は言わばヤンデレを超えた上位種のような存在ですから、通常レベルのヤンデレキャラで心を落ち着けてください。
こちらの美少女は緋弾のアリアのヒロインの1人、星伽白雪(ほとぎ しらゆき)です。ヤンデレキャラはどうしてこう美少女が多いのか、異常な行動が多くてもキャラクターが愛されるのは、可愛いからだと思っています。
清楚で家事万能、文武両道でスタイル抜群の美人、そして何より一途なのが白雪です。しかし主人公が他の女子と一緒にいると刀を振り回すなど嫉妬深く独占欲の強さが表に出ます。凶暴さだけがヤンデレというわけではなく、主人公との恋愛関係を成立させるために襲おうとしたり、結婚した光景を妄想するなどヤンデレ上級者です。
AAでは姉妹(アミカ)契約で師弟関係となった志乃にストーキング技術を伝授しており、同類として強い信頼関係で結ばれています。
佐々木志乃:『緋弾のアリア』AAのメインヤンデレ
- 萌え度 ★★★☆☆ 百合なので萌えより可愛さ
- 病み度 ★★★☆☆ 病んでるけどギャグ要素も
- 暴走度 ★★★★☆ 戦闘力と変態により高め
百合を超えた同性愛?オンとオフの切り替えが楽しい
白雪の姉妹(アミカ)であり、AAでメインヤンデレキャラとなるのが佐々木志乃(ささき しの)です。主人公が女子(間宮あかり)なので、同性愛の百合ヤンデレといったところでしょうか。AAではよりコミカルに描かれているので、怖いというよりおもしろ可愛いです。
まず主人公のあかりは、本人に自覚はありませんが「同姓カリスマ」を持っており、自然と女子に好かれます。それでいて天然で優しいので志乃のアプローチも上手くかわしています。
そんな物まで集めるの!?驚愕のあかりコレクション・・・。
志乃はあかりが絡むと本来のキャラが崩壊するほど変態になり、割と本気で行動が危ないです。また、あかりの髪の毛や使用した物などをコレクションする「あかりちゃんボックス」が存在し、あかり成分が足りなくなると定期的に摂取しています。(自作であかりの人形を作るなど充実したラインナップ)
あかりの師匠であるアリアへの嫉妬から、あかりを襲って姉妹契約を解消させようとします。戦闘の末あかりに負け、彼女に嫌われたと思って子供のように泣くなど基本的に感情が不安定です。あかりが天然なので嫌われることはなく、自分の気持ちも伝えましたが、恋愛的に特に進展はありません。
芙蓉楓:『SHUFFLE!』まるで別人!驚愕の二面性
SHUFFLE! MEMORIES 芙蓉楓編(出典:Amazon)
- 萌え度 ★★★★☆ 普段は可愛いヒロイン
- 病み度 ★★★★☆ 一度病むと危険
- 暴走度 ★★★☆☆ 感情が乱れると怖い
いわゆるハーレムアニメの『SHUFFLE!』性格や種族が違う可愛い女子キャラクターとモテル主人公の物語が軸となっています。この作品でヤンデレパワーを発揮するのが芙蓉楓(ふよう かえで)です。
お約束通り容姿端麗で文武両道、料理が得意で控えめな性格が板についています。主人公である凛に好意を抱いていますが、幼少期は母親の事故死の原因から凛を恨み、執拗に嫌がらせを行っていました。彼女の場合、単に恋愛的なヤンデレではなく、自身の精神バランスが保てなくなった時に出るものなので、少しベクトルが違うかもしれません。
事故死の原因が誤解だと知ってからは凛に尽くすようになり、それが自分の生きがいで償いだと思うようになります。当初から同棲しているため他のヒロインよりも余裕ありと思われましたが、凛と亜沙の関係が進展するにつれて精神が病んでいきます。亜沙が家に来た時に負の想いが爆発し、大声で怒りながら亜沙を突き飛ばし「あんたなんか、死んじゃえばいいんだ!!」と別人格が解放。その後は亜沙と対話して和解し、凛を好きでいることに許可をもらています。二重人格が非常に怖いので見る際は心構えをしてください…!
ミカサ:『進撃の巨人』エレンを脅かす存在は許さない
- 萌え度 ★☆☆☆☆ 萌え・・・とは別
- 病み度 ★★☆☆☆ 精神どうこうより行動で表すタイプ
- 暴走度 ★★★★★ 戦闘力がやばい
大人気アニメ『進撃の巨人』3期も決定されている注目作品です!ストーリーがシリアスで壮絶すぎるので盲点だったと思う人も多いかもしれませんが、個人的にはヒロインのミカサ・アッカーマンも立派なヤンデレ。
常にエレンを最優先に考え、エレンが絡む案件にはいち早く駆けつけるほど、ミカサにとって絶対的な存在です。エレンを守るために最大のパワーを発揮し、エレンのためなら他を切り捨てる非情さ、元仲間だった巨人化できるキャラクターを躊躇無く殺しにかかる冷酷さを持っています。2期では連れ去られたエレンを取り返すためにライナーやベルトルトと交戦。ミカサの巨人の手の隙間から中を覗く怖すぎる表情は、美人が台無し!と思ってしまいました。
巨人の群れがいる危機的状況でエレンに想いを伝えるという異様なシーンもありますが、この作品に限ってはそんな光景もヒロインとしての見せ場です。
新垣あやせ:『俺妹』ヤンデレでも可愛さは全開
- 萌え度 ★★★★★ ヤンデレも普通に可愛い
- 病み度 ★☆☆☆☆ ほどよいヤンデレ
- 暴走度 ★★☆☆☆ 主人公に対して言動がきつめ
「おれいも」の略称で知られている作品『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』第2巻から登場する新垣あやせ(あらがき あやせ)が可愛いヤンデレとして人気です。主人公に対しての罵倒と、ふと見せるヤンデレ顔がとても可愛く、全国のドMの皆様が歓喜するキャラクターであると断言します。キツイ発言もあやせが言うと可愛く思える、暴力もギャグっぽく描かれているので見ていて笑ってしまう、視聴者に受けが良いヤンデレキャラです。
親友である桐乃に対して友情以上の感情を出すことがあり、桐乃がゲームのキャラクターとメールしているのを見て嫉妬したり、思い込みの激しさから暴走したりとヤンデレパワーを惜しみなく発揮しています。しかしそこまで狂気的ではなく、可愛さが勝るので応援したくなるような存在です!度が超えたヤンデレ発言によって、桐乃からは「若干キモイ」と言われていました。
重過ぎないヤンデレ女子から入りたい方にはオススメ!
緋山茜:『恋愛暴君』愛情は地獄まで?ギャグ強めのヤンデレ
- 萌え度 ★★★☆☆ 女の子らしい部分も多い
- 病み度 ★★★★★ オーラが怖い
- 暴走度 ★★★★☆ 言動とナイフ刺し
ヤンデレキャラが登場する作品の中でもギャグ要素の強い作品が『恋愛暴君』です。ヒロインの1人である緋山茜(ひやま あかね)が本作のヤンデレ枠で、キャラクターの斬新さに定評があります。学校のアイドル的存在であり、ルックスはどちらかというと美人系。スタイルも良く、主人公の青司も当初から茜のことが好きです。対する茜も青司に好意を抱いており「キスノート」によって恋人関係に発展します。
一見おとなしい性格かと思いきや、青司に接する時は周りの目を気にすることなく積極的で、スキンシップも自然に行います。しかし青司と仲良くする女子や、青司が浮気したと感じた時には、服の中に仕込んであるナイフで刺しまる、とにかく暴走する!そんな性格です。普通ならナイフを持って襲うだけだったり、投げても当たらないのがお約束ですが、茜は当然のように刺します。
青司やグリは散々刺されていますが、天使の加護によって死なないので、見た感じギャグっぽいです。
ヤンデレは2次元に限る!
さまざまなタイプのヤンデレキャラがいますが、個人的にはそんな人物と一緒に居られる主人公のメンタルが異常だと思うことがあります。程度によりますが現実にヤンデレがいたら非常に怖いので、やはり2次元に限る!