『進撃の巨人』24巻を徹底考察!マーレ国の事情とタイバー一族の目的とは?





あれから4年後の23巻では、マーレの内部事情やアッカーマン一族に関しての情報、ジークやライナーたちが中心で描かれています。空白の4年の間にいったい何があったのでしょうか。新しい巨人の情報や、様々な考察も含めて紹介します。

物語の舞台は4年後のマーレ国

対巨人技術の飛躍的進歩


進撃の巨人(23)(出典:Amazon)

『進撃の巨人』24巻での物語は、23巻から引き続き4年後のマーレ国主体で展開されています。エレンたちのいるパラディ島への攻撃は、超大型巨人を失ったこと、獣がリヴァイに瀕死状態にさせられたことなどを含め、一時休戦という形にしたようです。

そしてその後は、マーレ以外の国々で連盟されたであろう「中東連合国」と、マーレとの4年に及ぶ戦争が繰り広げられていました。結果、マーレ側の勝利でしたが、鎧の巨人は敵艦からの砲撃で、重傷を負わされてしまったのです。

これまでの鎧は、まさに盾となる存在でエレンたちも苦戦していましたよね。しかし、その鎧さえも砕く勢いは明らかに技術が進歩したことを意味しています。中東連合が敗北したとはいえ、周辺諸国はその科学の進歩を称えたのです。

パラディ島で何がおこったのか?

この危機的な状況を打破するため、通常兵器の開発とともに、パラディ島攻撃による「始祖の巨人」奪還計画が再開されます。計画再開により、再びパラディ島が追い詰められるのでは?と思われますが、実はこの3年間で、パラディ島に向かった駆逐艦を含む32隻が消えていたのです。

パラディ島での壁内人類が、何をしたのかは不明です。ジークは、エレンを含む巨人の2体以上が、調査船に立ち塞がったのではないかと予想しています。また、「ガリアード」という名の巨人と、ユミルの情報についても明かされました。

考察1:マーレ国は巨人の力に頼る以外の術がない!?

いずれは巨人の力が不要になる?


出典:アニメ「進撃の巨人」公式‏Twitter

80年前、フリッツ王が壁に篭るときに言い残した言葉ありました。「今後、我々に干渉するなら、壁に潜む幾千万の巨人が地上のすべてを平らにならすだろう」(『進撃の巨人』21巻86話から引用)これを脅威に思ったマーレは、「始祖の巨人」を奪還しようと、ライナーやアニ、ベルトルトを壁内に潜入させました。

しかし、そのときには既にマーレでは、巨人の力が絶対ではなくなる日も近いと予想されており、燃料を背景とする軍事力が必要となると考えられていました。そこでマーレは、フリッツ王が宣戦布告したとエルディア人に思い込ませたのです。パラディ島には莫大な化学燃料が埋蔵しているため、マーレの軍事力拡大には必要なものであったこと。

ただ、巨人をも砕く軍事力を得たマーレには、エルディア人の存在は不要になりますよね。だから、宣戦布告をうけたとエルディア人に嘘を伝え、その反感を利用した「始祖の巨人」奪還を計画したのではないでしょうか。しかし、パラディ島制圧失敗、燃料の確保も出来ず軍事力もあがらないまま、巨人の力に頼るしかなかったとも考えられます。

「9体目の巨人」の伏線か?

マーレにはパラディ島制圧は不可欠なので、23巻では再びその議論がされています。このまま、諸国の軍事力が上がりいずれ航空機が発展すれば、空から爆弾が降り注ぐと…。そうすれば、

「大地の悪魔たる巨人は、ただ空を見上げ続ける他なくなるでしょう」

出典:『進撃の巨人』23巻93話から引用

上層部は、今後巨人の力ではなく、それを上回る「化学武器」たる軍事力が必要だとわかっています。しかし、パラディ島から得られる資源がなければ、それも叶わないと。だからこそ、再びパラディ島への攻撃を再開しようと考えているんですね。

ただ、ジークはあくまでも「始祖の巨人」奪還を掲げています。軍備再編までの時間稼ぎと言っていますが、もしかしたら、ジークには「始祖の巨人」を奪還しなければならない理由が、他にあるかもしれませんね。

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考察2:アッカーマン一族について

アッカーマンは化学の副産物だった!


出典:アニメ「進撃の巨人」公式‏Twitter

アッカーマン一族に関して、23巻で「巨人化学の副産物」という表現が出てきました。副産物というのは、産物を作る過程で出来たもので、アッカーマン一族がまさに、その副産物というものです。また、王家の伝承のみの存在であるということも明かされました。

巨人化学の副産物というのは、巨人の研究を進めていて偶然に出来たということでしょう。あまりに高い戦闘能力があったため、王家を守るためだけの存在であり、能力を揺るがせないないため、単一の血統のみで子孫繁栄が許されたとも考えられます。現在までに分かっているアッカーマン一族は、リヴァイ、ミカサ、ケニー。そして、ミカサの父やリヴァイの母の5人です。そのうちの3人は、既に死亡しているので、リヴァイとミカサの二人だけ。

しかし、ミカサの母は東洋人であり、リヴァイの母は娼婦をしていて、客との間に生まれたのはリヴァイなので、両方とも純粋な血統ではないということになります。よって、アッカーマンの一族は単一の血統でなくとも、その戦闘能力には影響がないのかもしれませんね。

ジークも恐れる脅威の戦闘力

また、アッカーマン一族は王家の懐刀でしたが、王が過去の歴史を根絶するため「人類すべての記憶を操作」すると、王家に背を向けたのです。人類は、王の力によって人類は記憶を塗り替えられましたが、アッカーマン一族には、その力は及びませんでした。

もはやアッカーマン一族は、過去の歴史を知る者として、また巨人をも恐れない戦闘力も、王家にとって脅威でしかなくなってしまったのでしょう。王家はアッカーマン一族を根絶やしにかかります。その後、一族の子孫を守るため、アッカーマンは歴史を伝承してこなかったのです。リヴァイが自分の性を知らなかったのも、そんな理由があったのかもしれません。

そして、23巻ではジークがアッカーマン一族に関して語っています。

「巨人化学の副産物。アッカーマン一族と思わしき存在が、少なくともふたり。…正直、奴にはもう会いたくありません」

出典:『進撃の巨人』23巻93話から引用

あのジークにここまで言わしめるアッカーマン。リヴァイがエルヴィンと約束「獣は俺が仕留める」のを守るとしたら、この先のリヴァイと獣の巨人バトルにも注目ですね。

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考察4:ジークが王家の血筋を隠す理由は?

ジークは王家の血を引いていますが、それを隠しておきたい理由があるようです。ジークの脊髄液を投与されたエルディア人は、ジークが叫ぶことで巨人化して言うことも聞き、月があれば夜に動くことも可能なのです。歴代の獣の巨人継承者には見られなかったことで、ジークはまるで「始祖の巨人」かのような特別な存在であるとしています。

そして、部下からは「王家の血を引いているわけでもないのに」という疑問すら上がっていました。

上層部の話し合いの場では、グリシャの行いに終止符を打つのは息子である自分だと話していますが、グリシャが「進撃の巨人」をパラディ島に持ち込んだことの終止符なのか、それともグリシャの願いを果たすための終止符なのでしょうか…。王家の血筋を隠しているのも、「始祖の巨人」奪還にこだわる理由と、繋がっているのかもしれませんね。

考察5:ライナーが真実への糸口となる?

マーレはエルディア人を利用するために洗脳している?

マーレはエルディア人を洗脳して、壁内の人類がどれだけ悪なのかを叩き込んできたので、悪いことをした悪魔の血が流れていると思わせ、王と壁の中の人類を憎むように仕向けているのです。また、21巻では王の立場を悪用されたことも描かれています。

「このたびマーレはパラディ島に逃げた悪の化身フリッツ王から宣告を受けた。近くエルディアは世界を支配し再び恐怖でこの大陸の覇者をして君臨すると!!」

出典:『進撃の巨人』21巻86話から引用

しかし、「彼らも同じ人間」だと思っていることが、ライナーの回想から伺われます。ライナーは、実際にパラディ島に5年間潜入していましたが、その間「戦士」であることを忘れることもあったといいます。実際に、ベルトルトとエレンをさらって森に隠れていたとき、自分が「兵士」だと錯覚を起こしていましたよね。

これは、壁の中の人類も祖国の仲間も、「同じ人間」だから、疑問すら感じなかったのでしょう。さらに祖国へ戻ると、「本当に彼らと戦う必要があるのか」という、違和感を感じたのかもしれません。

ライナーの思いを知るほど切なくなる

ライナーが家族に語ったのは、壁の中の人間は悪魔で残虐非道な奴らで、「突然芋を食いだした女がいた」、「便所に入るなりどっちを出しにきたのか忘れるバカ」。「自分のことしか考えない不真面目なやつ」、「人のことしか考えないクソ真面目なやつ」。

「色んなやつがいて、俺達もいた」

出典:『進撃の巨人』23巻から引用

そこにいた頃は、まさに地獄だったというライナーにとって、戦士であることを忘れてしまう、祖国のための任務を忘れてしまうほど、楽しかったということなのでしょう。

それでもライナーの寿命も近づく中、自分にはもうどうすることも出来ないと思っているのでしょう。「エルディア人を戦争から解放したい」という思いを、訓練生のファルコに託したのです。姪のガビが戦士として強くなればなるほど、壁の中の人類を憎めば憎むほど、ライナーの心は引き裂かれていました。その思いを知るほどに、切なくなりますね。そして、ライナーがこう思う理由は、今後明かされる”父親”との関係にもあるようです。

考察6:巨人の新たな情報

顎の巨人はユミルからガリアードへ


出典:アニメ「進撃の巨人」公式‏Twitter

23巻では「ガリアード」と呼ばれる、新しい巨人が登場しています。このガリアードという人物は、ライナーやベルトルトたちの同期で、かつて顎の巨人の力を継承していました。当時「始祖の巨人」を奪還するため、ライナー=鎧、アニ=女型、ベルトルト=超大型、そしてマルセル=顎の4人が、巨人の継承者として選ばれていました。

そしてついに作戦決行するため、4人は壁に向かいます。しかし、本来ライナーは巨人の力を継承するに値する素質はなく、マルセルが弟のガリアードを守りたいから、ライナーが選ばれるように操作したことを知ってしまったのです。そこに、無知性のユミル巨人が現れ、ライナーを庇ったマルセルが犠牲となってしまったのです。

ユミルはその時、顎の巨人の力を手に入れました。しかしその数年後、自分の意志でライナーたちに同行し、自分の意志を以って、自分が捕食してしまったマルセルの弟ガリアードに、その力を返したのです。ガリアードが顎の巨人の力を継承したことで、ユミルの死が確定となりました。

最後の巨人は”戦槌の巨人”

最後の9体目の巨人が「戦槌の巨人」ということが、24巻で明らかになりました。それと同時に、戦槌の巨人を管理しているのが、タイバー一族であることも判明しています。そして、戦槌の正体は、マーレ上層部の一部の人間しか知りません。また、24巻現在までに、その巨人の能力は明かされていないので、今後の進展に注目していきたいと思います。

考察7:タイバー一族とは

フリッツ王に反旗を翻した最初の貴族家

戦槌の巨人を管理するタイバー一族とは、

「100年前の巨人大戦でフリッツ王に反旗を翻した最初の貴族家であるタイバー家だ」

『進撃の巨人』24巻95話から引用

名誉マーレ人として、戦争や政治にも不干渉、戦槌の巨人の力を一度も敵国に向けたことが無い救世の一族という立場で、諸外国にも顔が利く権力者です。また、巨人の力を保有していながら、何の務めも果たさず、エルディア人でありながら広い屋敷で優雅な生活を送っています。

エルディア人でありながら優遇されている一族

マーレにいるエルディア人すべて、収容区で暮らしていますが、タイバー家だけは優遇されています。その理由として、

「マーレという国はタイバー家の権限下にある」

『進撃の巨人』24巻97話から引用

ただ、タイバー家先代はマーレへの贖罪として自由を与えたので、マーレがエルディア人に何をしてもただ見ていただけだったのです。だから、政治にも戦争にも一切干渉してこなかったというのです。

実は裏でフリッツ王と関係している?

ただ、フリッツ王に反旗を翻したとはいえ、エルディア人であることに変わりはなく、タイバー一族がここまで権力を持っているのは、あまりにも不自然です。

フリッツ王が、一部のエルディア人と始祖の巨人を連れて、壁の中に篭った理由と何か関係があるのかもしれません。また、フリッツ王は”不戦の契り”によって、戦うことをしませんでしたが、タイバー一家もまた、戦槌の巨人の力を行使したこともないことから、両一族はずっと繋がっていたとも考えられます。

あくまで、マーレはタイバー家の管理下にあるという名目にして、実際はタイバー家もフリッツ王家の下で行動。しかし、エレンが始祖の巨人を継承してしまったため、フリッツ王の”不戦の契り”が守られなくなり、タイバー家が出てきたというのはどうでしょうか。

戦槌の巨人は誰が継承しているのか?

それでは、戦槌の巨人の継承者はタイバー一族のだれなのかを考察して観たいと思います。まず、純粋に考えるとタイバー家当主であるヴィリーが一番有力です。しかし、諫山先生がそんな簡単に分かるように描くとは考えにくいですね。ヴィリーのように見せかけて、実は予想もしなかった人物だったり・・・。先ほどのセリフにもあったように、誰が継承しているか知っているのは、マーレ上層部の一部だけ。

タイバー家がマーレを訪れた様子が、24巻97話で描かれていますが、この中に戦槌の巨人継承者がいるようです。

「我がタイバー一族を紹介させていただこう 結成当初より戦士隊を束ねるあなたなら 一族の誰が「戦槌の巨人」か見抜けましたかな?」

『進撃の巨人』24巻97話から引用

ヴィリー以外の9人のなかで、4人は子供、2人が老人、2人が中年女性、1人が子供の母親らしき若い女性です。ヴィリーが継承しているなら、わざわざ誰が?なんて言いまわしはしないと思います。

また、ヴィリーは”先代の誰もが握ろうとしなかった操舵輪を握っていて、すぐにでも手放したいのに握らざるを得ない時代が来た”といいます。とても意味深な言葉ではありますが、先代の誰もが握ろうとしなった=巨人の力ではなく、何かが起きた時、すべてのエルディア人を全滅させる役目とか、そういった事ではないかと推測します。そう考えると、ヴィリー以外の人物が戦槌を継承していると考えられます。

考察8:マーレに潜入したエレンの目的

今度は壁の中の人類が先制攻撃?

23巻では、マーレの内部事情やライナー、ジークなどが中心となった展開で進んできました。しかし、空白の4年間にパラディ島で何が起こっているのか、エレンたちはどうやって、32隻もの駆逐艦や調査船を沈めたのかも謎のままです。巨人の力を以ってすれば、そのくらいは簡単なことに過ぎません。

また、22巻でエレンたちが「海の向こう側」をしった今、「海の向こうの敵を全部殺せば自由になれるのか」と言っている以上、かならず動くと感じてた通り、24巻でエレンがマーレに潜入していたことが明らかになりました。

中東連合との戦いに勝利し、本部レベリオに戻れることが決まったライナーや姪のガビ、そして訓練兵のファルコたち。本部に帰る前に、街を回ろうという彼らの跡をつけていると思われる人物。

その人物は、右腕に腕章をつけた黒髪の男。ライナーたちの姿を見つめるように立っています。これこそが、エレンだったのです。4年も経っているので、年齢的にも大人になって髭が生えたいますが、目はあの時のエレンのままでした。また、エレンがマーレに潜入しているとなると、他の仲間も潜入している可能性があります。

腕章を間違えたのには理由がある?

23巻でエレンは、心的外傷を負ったエルディア兵に混じっていた時、腕章が左すつけるべき腕章を右につけていましたが、これもわざと右にしていたかもしれません。

仲間との連絡手段である手紙を、収容区以外のポストに入れてもらう役割をさせるため、信頼できそうな人物を探していたと推測されます。エレンは23巻でもライナーの後をつけていたので、ファルコとライナーが近しいことも知っていましたし、後々ライナーを呼び出してくれる人物として、ファルコに目をつけていたのかもしれません。腕章を利用して、自分をファルコの記憶に残し24巻の97話で声を掛けた、ということもあるかもしれませんね。

エレンはなぜ右足を失っているのか?

エレンは、右足の膝から下がありませんが、巨人の力によって修復されるはずですが、なぜ戻らないのでしょうか。それも、マーレに潜入するため元気な体ではなく、外傷を負っていた方が負傷兵として潜入できるからではないでしょうか。

元気な体だと、戦争に駆り出されたりと色々と厄介なことを省くため、負傷兵の方が入りやすかった、もしくはいつでも巨人化が出来るように、わざと足を切っていたのかもしれません。さすがに4年も経っているので、エレンも巨人の力を操れるようになっているはず。足を失っているのはあくまで計画のひとつであると考えていいでしょう。

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考察9:マーレに潜入している仲間はいるのか?

ミカサやリヴァイはパラディ島残留組?

マーレに潜入しているのは、エレンだけとは考えられませんね。まして、

「オレがここに無事にいるって 家族に伝えたいだけなんだ」

『進撃の巨人』24巻97話から引用

このセリフから、エレンが手紙を送っている相手は”家族”。家族というと、一番に浮かぶのはミカサですが、現時点で巨人化学の副産物であるアッカーマン一族が、マーレに潜入するのは危険だと思います。もし見つかったら、それこそマーレの思う壺。

しかし、ジークの「二度と会いたくありません」の言葉は、リヴァイがマーレに潜入しているという伏線であるとも考えられます。ふたりが同じ場所にいるとは思えないので、リヴァイがマーレに潜伏し、ミカサはパラディ島に残留しているものと推測します。

潜入組にはジャンが有力?

他に潜入しているメンバーはジャンが有力ではないかと考えています。コニーやサシャでもアリですが、急に何かが起こった時を考えると、このふたりでは対処しきれない可能性があります。

そして、エレンがマーレに潜入している以上、パラディ島を守る役割をしているのはアルミン。ハンジは、調査兵団を指揮する役目としてパラディ島に残っているはずなので、今のところジャンが有力です。

エレンが負傷者で外側から、ジャンはマーレ兵として潜入し内部から探っていると推測します。

考察10:ジークとエレンはマーレで繋がりを持った!?

ここで気になるのが先ほどのエレンが出している手紙の受け取り人。これは仲間はもちろんのこと、ジークも入っているのではないでしょうか?98話で、ジークがコルトとキャッチボールする姿が描かれていますが、その後、病院のベンチにいるエレンの隣には、グローブとボールがおいてあります。

病院の生活は退屈だろうからと、家族がくれたものだと言っていますが、エレンの元に手紙や荷物が届いている描写は描かれていません。また、ジークの祖父が入院しているところと同じ場所にエレンがいるのも、偶然にしては出来過ぎですよね。

そしてエレンがジークの、いわゆる自分の祖父との会話のあと、ボールにスポットが当てられているので、ジークとエレンはマーレ国内で繋がっているものと思われます。そう考えていくと、「何だか…何かが変わりそうなきがする」(『進撃の巨人』24巻98話)というガビのセリフが、物語を大きく動かす伏線になっていますね。

まとめ


進撃の巨人(24) (出典:Amazon)

いよいよ、マーレとの大規模な戦いが予感されます。また、中東連合に「鎧」をも貫く武器が開発されているとも明かされました。もし、パラディ島の人類が、中東連合らと手を組んでいたとすると、アニの硬質化も簡単に崩すことができているはずなので、その辺りも気になるところですね。

ジークは再び「始祖の巨人」奪還を重要視していますが、このあたりはエレンと関係してきそうですね。もし本当にジークとエレンが繋がっているとすれば、面白い展開が期待されます。また、タイバー一族はマーレ側なのか、パラディ側なのか、彼らの動きは戦いに影響を及ぼすはずですし、戦槌がどんな能力を持った巨人なのかにもよって、有利不利といったことになりありえますね。いずれにしろ、ライナーとエレンの再会が大きな進歩となっているので、今後どのような動きになるのか楽しみです。

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