20周年を迎えた国民的アニメ『ポケットモンスター』幅広い世代に愛され、子供から大人まで知らない人はいないほどの名作です。そんなポケモンの各シリーズで欠かせない存在と言えば、サトシの旅に同行する女の子!今回は歴代ヒロインの紹介と、サトシとの関係性や恋愛感情について語りたいと思います。ポケモン好きの皆さん、ぜひお付き合いくださいませ。
記事の目次
カスミ(初代)┃水タイプのポケモンを愛する初代ヒロイン!
斜め上からな発言が多い?サトシより少しお姉さんで気が強い性格
ポケモンの初代ヒロインと言えばカスミです。水タイプのポケモンを愛するトレーナーであり、ハナダジムのジムリーダーを勤めています。アニメでは途中から正式にジムリーダーとなり、その成長も描かれているので出番が多いです。虫タイプのポケモンが苦手で、サトシが始めて捕まえたポケモン、キャラピーには触ろうとしませんでした。また、後の代まで続く自転車を壊される最初のヒロインです。
少し上から目線な発言や強気な言動が多く、サトシよりも比較的大人びています。優しさと芯の強さも持ち合わせているので、サトシの背中を押したり、体を張ってポケモンを守るシーンも結構ありました。料理が壊滅的で、ある意味ヒロインとしては王道設定かもしれません。
初代サトシは女の子に反応していた!恋愛はないけど付き合いは長い
サトシとの関係についてですが、カントーとジョウトを共に旅した仲間として1番付き合いが長い人物です。(付き合いの長さで言えば、タケシがヒロインとも言えます)しかし恋愛感情はないと言っていいでしょう。しかし、カスミの浴衣姿を見てサトシが見とれているシーンがあるので、無関心ではないはず。
ハルカ(アドバンスジェネレーション)┃トップコーディネーターを目指す2代目ヒロイン
独特なしゃべり方が有名!初々しさと可愛さで人気のあるキャラクター
2代目ヒロインのハルカは、ホウエン地方を一緒に旅する女の子です。トレーナー初心者としてストーリーが始まるので、サトシよりも後輩的なポジションと言えます。明るく天真爛漫な性格であり、炎タイプの技である「ひのこ」を「きのこ」と言い間違えるなど、少々天然気質です。話す時は基本的に語尾に「~かも」と付けています。
旅をする中でポケモンコーディネーターに憧れ、コンテストの出場やグランドフェスティバルを経て成長していきます!シンオウ地方で3代目ヒロインのヒカリに会った時には「ホウエンの舞姫」と言われるほど、コーディネーターとして名が知られており、性格も少し大人っぽくなりました。
少しサトシに好意が?天然のあざとさと優しさは申し分ない女子力!
サトシはポケモンマスターに、ハルカはトップコーディネーターにと目標が違いますが、お互いに刺激し合えるパートナーです。2人が参加したコンテストの決勝では、引き分けた末に優勝リボンを半分に切って分け合うなど実力を認め合っています。
ジム戦を控えたサトシに対して、負けるところは見たくないと背中を押すなど、多少は好意もあったかもしれません。ちなみに、歴代ヒロインの中で1番スタイルがいいと言われています。
ヒカリ(ダイアモンド・パール)┃オシャレ好きで現代っ子の3代目ヒロイン!
子供っぽく明るい性格が可愛い!「大丈夫」が口癖の女の子
ポケットモンスター ダイヤモンド・パール「ハイタッチ!/あしたはきっと」(出典:Amazon)
3代目ヒロインは、「大丈夫」の口癖でお馴染みのヒカリです。ハルカ同様にコーディネーターとして成長していきます。ハルカに対して憧れを抱いていて、対面した時は喜んでいました。明るくてフレンドリーな性格が人気で、現代的でおしゃれな女の子という印象が強いです。自身の髪型にもこだわっていて、寝癖をポッチャマのバブルこうせんで直してもらったりと、身だしなみに気を遣っています。
ポケモンコンテストをする中でスランプに陥ることもありましたが、成長を重ねて、グランドフェスティバルの決勝まで進むほどのトレーナーになりました。惜しくもライバルのノゾミに負けてしまいましたが、その奮闘ぶりは歴史に残る名シーンです!
恋愛というより最高のパートナー・1番気が合うコンビ!
サトシとの関係性についてですが、恋愛的関係ではなく最高のパートナーという存在です。お互い性格が似ているためか1番気が合うヒロインだと思います。見た目も性格も可愛く、サトシと仲良しな場面が多いので、ポケモンファンにも彼女が好きな人はたくさんいます。
シンオウ編のオープニングテーマは、主人公とヒロインのデュエットというレアな楽曲で、ハイタッチをテーマに仲間やパートナーを意識したものです。もう少しお互いに大人だったら、恋愛的な流れがあってもおかしくないと思います。
アイリス(ベストウィッシュ)┃ドラゴンマスターを目指す野生系女子!
ドラゴンマスターを目指すトレーナー!ドラゴンタイプへの愛情が深い
4代目ヒロインは竜の里が出身の褐色少女、アイリスです。ヒロインの中でも1人テイストが違う人物で、外国を意識したキャラデザインになっています。このシリーズはキャラの作画に驚いた人も多いのではないでしょうか。
アイリスはドラゴンマスターを目指すトレーナーで、相棒はキバゴです。野生児であり、木を上って移動するなど活発さが伺えます。寒いところが苦手で、体質もドラゴンっぽいです。サトシに対して「子供ね~」と弄るシーンが度々ありますが、彼女の精神年齢もサトシと変わりません。バトルで壁にぶるかることもありましたが、徐々に成長していきます!
サトシとは高めあえるライバル!共に成長し認め合う関係
サトシと作画のテイストが違いすぎるため、ヒロインとしては1番可能性が薄いかもしれません。しかしライバルとしては、ポケモンマスターとドラゴンマスターを目指す2人が最も高め合える関係です。そしてなんと言っても、演じているのが人気声優の悠木碧さんということで、声の少女らしさはアイリスがトップクラスだと思います。
ちなみに有名な話ですが、アイリスを演じている悠木さんはポケモンのゲームをかなりやり込んでいます。ラジオや映像番組でも度々語っているので、ぜひ聴いてみてください!
セレナ(XY&Z)┃歴代最高のヒロイン!可愛すぎるルックスと人柄で大人気
トップパフォーマーを目指す美少女!セレナ推しのストーリーが多い
記憶に新しく、最も印象強いヒロインは彼女なのではないでしょうか。カロス編で共に旅をするセレナです。ルックスや性格の可愛さはもちろんのこと、オシャレで自然な女子力の高さ、優しくて明るいながらも1歩引いたような立ち回りはまさにヒロインと言うにふさわしい存在です!サイホーンレーサーになるのが嫌で旅に出たセレナは、サラと一緒にトライポカロンのパフォーマンスを見て感動し、自分もパフォーマーになることを決意します。セレナ自身の容姿の良さとセンスの高さから、パフォーマーとしての天性の才能とポテンシャルを秘めていました。ライバルの中でも頭1つ抜けていると言っていいでしょう。
パフォーマンスの作画のクオリティーや衣装の可愛さも評価が高く、セレナ回と言われるストーリーが多くあります。作中最後のパフォーマンスでは歌を披露したことが話題となりました。原曲を歌っている中川祥子さんも「君が永遠のヒロインだよ!」と発言しているほど、セレナ人気は不動のものです!
作中で唯一サトシに明確な恋愛感情がある!終盤でまさかのキス
歴代ヒロインの中で唯一、サトシに対して明確な恋愛感情があり、1番乙女らしい反応が多いです。サトシと2人で買い物している時は、デートだと感じて手を繋ごうとしたり、サトシに褒められる度に赤面するなど、ラブコメのような場面も多々あります。サトシのことを支え気遣う彼女は、もはやヒロインではなく嫁です。このシリーズではサトシの作画も随分かっこよく仕上がっていて、まさに理想のカップリング!
そして何と言っても、終盤のキスシーンです。旅をする女の子でサトシにキスをした人物はセレナしかいません。このシーンでは下半身しか映されておらず、どこにキスをしたのか不明ですが、作中にヒントが隠されています。
セレナが乗る便が「ラティアス便」で、これは劇場版でサトシにキスをしたラティアス(カノン)を指します。そしてラティアス便に書いてある番号がクチートのナンバーということで「ラティアス=キス」「クチート=口」「口にキス」という説が有力です。何にしろ歴代最高のヒロインであることが間違いありません!
リーリエ&マオ&スイレン(サン&ムーン)┃アローラ3人娘!それぞれ違った可愛さがある
さて、皆さんが驚いたであろうアローラについても紹介です。このシリーズではサトシの作画が大きく変わり、今までのサトシはどこに行ってしまったんだ!と今でも思っていますが、もう慣れてきました。アローラ編ではサトシがポケモンスクールに通うということで、学園恋愛という期待もあります。主要キャラクターの女の子が3人いて、それぞれ違うタイプの可愛さを持っています。3人ともサトシと仲良しであり、絡み方も1人1人違います。
筆者の見解としては、気が合うのはマオで、彼女らしいのがスイレン、カップリングとして理想なのがリーリエだと思います。ただ、リーリエに関しては、アニメよりゲームの方がヒロイン力が高いです。
シリーズを通して随分女の子にも慣れたサトシなので、きっと評価は高いはず!今後アローラでヒロイン達とどう接していくのか注目しましょう。