“上田無双”って!?声優・上田麗奈の実力が新人のレベルじゃない!

「女性声優なんかみんな同じ声」なんて思っている人に、是非知ってほしいのが上田麗奈です。新人だとどうしても美少女役ばかりが求められがちな女性声優ですが、上田麗奈はひと味違います! どんな役でもなり切って視聴者を圧倒する、超実力派声優・上田麗奈を知ってください!

上田麗奈のプロフィール・特色

プロフィール


出典:上田麗奈公式Twitter

  • 名前:上田麗奈(うえだ れいな)
  • 愛称:うえしゃま など
  • 生年月日:1994年1月17日
  • 出身:富山県富山市出身
  • 身長: 157 cm / 血液型:A型
  • 所属:81プロデュース
  • 特技・趣味:絵、散歩、クラスカラーを考える
  • 苦手なもの:辛い食べもの、幽霊 など
  • 公式サイト

『ポケモン』マオや“上田無双”で知られる演技力抜群の新人


出典:『劇場版ポケットモンスター キミにきめた!‏』公式Twitter

『ポケットモンスターサン&ムーン』のマオ役などを演じる女性声優。2012年デビューの新人ながら多種多様な役を演じ分けることに定評があり、2016年からは歌手としても活動中。

彼女の名を一躍アニメ界に知らしめたのが、デビューの翌年に出演した『てさぐれ!部活もの』シリーズでの多数の兼ね役でした。上田はこの作品で20人以上のモブキャラを演じたことにより、エンディングクレジットが「上田麗奈」の名で埋め尽くされるという通称“上田無双”という伝説を打ち立てたのです。かつ次回予告でも彼女のハイテンションなアドリブ力が披露され、同時期の代表作『ハナヤマタ』(関谷なる)とは全くイメージの異なっていたことから、幅広い役が彼女に割り振られるようになりました。

1作品でいくつもの役を兼任することも多く、新人ながらすでに戦力として頼りにされている実力派声優です。

『ポケモン サン&ムーン』アローラのヒロイン3人が可愛い!その魅力とは?

2017.07.30

演技・歌・ダンスすべてが圧倒的な実力派声優

普通の少女から奇人、女神にまで“なりきる”憑依型演技


出典:上田麗奈公式Twitter

最近では声優なら歌えて当たり前、女性であればルックスも良くなくては目立てないという傾向にありますが、そんな中、演技だけで他を圧倒することができるのが上田麗奈です。甲高い声からリアルな女性声や低音まで使い分ける技術と、そのキャラクターに完全になり切る演技力もあります。

これまで上田が演じてきたのは、夢見がちで気の弱い女子高生(『ハナヤマタ』関谷なる)、天然でポンコツだけど心優しいロボット(『Dimension W』百合崎ミラ)、聞き取れないほどの甲高い声と早口の変人(『プリパラ』黄木あじみ)、赤ちゃん(同、ジュルル)、ミステリアスなカリスマ性で人を惹きつける少女(『ハーモニー』御冷ミァハ)など、知らなくては同じ人間が演じているとは思えないほどどれも強い個性のある役です。それらを声や口調だけでなく、全く違う人間として生かせる声優が、上田麗奈なのです。

なりきるのは声だけじゃない!歌もダンスもやばすぎる!


出典:アニメ「プリパラ」公式Twitter

上田麗奈は演技だけでなく、歌もダンスも超人レベルです。初主演作『ハナヤマタ』からキャラソンを担当していて、当時から歌唱力の高さには定評がありました。しかし当時はまだ特別な個性もなく、いわゆる普通の声優キャラソンでした。

しかしそれは、担当キャラの関口なるが内気な少女だったためです。2015年出演のアイドルアニメ『プリパラ』にて、彼女は歌でも注目を浴びることとなります。この作品で上田が担当したのは、黄木あじみという奇声を発し画面いっぱいに飛び回るハイテンション&早口のキャラクター。キャラソンも同じテイストの迷曲なのですが、上田はその歌を歌い上げただけでなく、イベントではダンスまで完全再現したのです。憑依型声優は、何においてもやはり憑依型のようです。

そのインパクトの大きさからか、2016年にはミニアルバム『RefRain』をリリースして歌手デビュー。こちらも上田麗奈らしくかつ完成度が高いので、興味のある方はどうぞ。

素顔はかわいいポンコツ?独特のセンスと才能も

高3の時のオーディションからデビュー。声優の友達も多い

上田のデビューのきっかけは、高校3年生の時に応募した現在の所属事務所主催の「第5回81オーディション」です。そこで準グランプリを受賞して「81プロデュース」に所属が決まり、2012年に端役でアニメデビューを果たしました。その後『てさぐれ!部活もの』、『ハナヤマタ』と順調にキャリアを積んでいきました。

養成所に通わずにデビューというのはやや異色ですが、上田は小学校時代から演劇を続けていたので、すでに演者としての資質が育まれていたのかもしれませんね。

また共演者たちとはユニット活動をすることも多く、長い付き合いの高橋李依をはじめ、同じ事務所で共演の多い茜屋日美香や芹澤優、『ハナヤマタ』で一緒にラジオパーソナリティを務めた田中美海と奥野香耶らと仲がいいようです。

不思議ちゃん?コラムやイラストで生かされる独特のセンス


RefRain(出典:Amazon)

上田麗奈は趣味に「クラスカラーを考える」という謎項目を挙げるような、ちょっと個性的な感性の持ち主。インタビューなどでは不思議な言動が目立ちますが、キャラクターや演技についての質問にはハキハキと答えることからもわかるように、本人は至って真面目なのです。真面目な性格と独特の感性。上田は演技や歌はもちろんのこと、あちらこちらでそれらが評価されています。

上田の特技として最も有名なのが絵。これは『部活もの』のオーディションでもアピールポイントとして披露し、選ばれる決め手になったという逸話もあるほど。出演作の公式Twitterなどに彼女の絵がアップされることも多く、フォトコラムや食べ歩き企画の連載も持っています。

コラム:上田麗奈の「この色、いいな」

『プリパラ』をはじめとした上田麗奈の代表作

『プリパラ』ジュリィ、ジュルル、黄木あじみ ほか


出典:アニメ「プリパラ」公式Twitter

ギャグがアヴァンギャルドで小ネタも多いことから、大きいお友達にも人気の女児向けアイドルアニメ。上田は第2期から黄木あじみ役で出演し、人間とは思えないハイテンションな演技を魅せたかと思えば、第3期からは無限の包容力を持つ女神ジュリィと赤ん坊ジュルルも演じ、上田劇場ともいえるミラクルな世界を展開しました。

主演作ではありませんが、インパクトでは最大の代表作と言えるかもしれません。しかも2017年4月からの新シリーズでは暗くてねちっこい風紀委員・地獄ミミ子の声も担当。上田劇場はどこまで広がるのか!?

『ハーモニー』御冷ミァハ


出典:虐殺器官公式Twitter

夭折の小説家・伊藤計劃の遺作のアニメ化3部作の1つ。健康までもが“生府”管理された未来都市で生きる主人公・霧慧トァンに、大きな影響を与えた高校の同級生がミァハです。

何もかもに管理されていて本当に生きているといえるのか、この体は自分の者ではないのか―――。そう問うミァハを演じる上田の声は、ジュリィよりは生っぽく硬質な女神ボイス。監督は「声がイッてる」という理由で上田を選んだそうで、納得です。

『Dimension W』百合崎ミラ


出典:Dimension_W‏公式Twitter

天然ポンコツで常識からずれていてかわいいという、まるで上田本人をほうふつとさせるアンドロイド。父と慕う科学者を殺され、彼の遺言に従って偏屈な回収屋マブチ・キョーマと行動を共にします。ポンコツなのに怪力かつ有能で、キョーマのプライドを刺激することも。てらいのない行動で周りを驚かせる姿がとにかくかわいい正統派萌えキャラ。

『サクラクエスト』四ノ宮しおり


出典:TVアニメ「サクラクエスト」‏公式Twitter

それぞれの事情を抱えて集まった5人の少女たちが、富山の田舎町・間野山町の町おこしをしよう!というP.A.WORKSのお仕事アニメ第3弾。作品内で上田が演じる巨乳幼馴染ポジションの四ノ宮しおりは間違いなくかわいいです。料理ができて優しくて機転の利く良妻キャラを、上田の声と富山弁で楽しむためのアニメとしてどうぞ!

これから上田麗奈はどうなる?

デビュー5年目となる2016年は、上田麗奈にとって声優としてのプロ意識が固まった節目の年だったのだそうです。振り返ってみれば多くの作品に幅広い役で出演し、ラジオ、イベント、歌手デビューと声優の行う活動は一通り経験しました。

彼女の演技力を含むパフォーマンスのレベルの高さは疑いようがありませんが、それでも一般的な知名度はまだまだ。『ポケモン』のマオ役を足掛かりに、その実力をもっと多くの人に知ってもらいたいところです。本当に、実力は充分なのだから…!