『七つの大罪』に登場する「豚の帽子亭」の残飯処理騎士団団長のホーク。マスコットキャラとしてファンに愛されている存在ですが、その素性は謎に包まれています。正体について様々な考察もあがっていますが、ここではホークに焦点を当てて紹介していきます。
『七つの大罪』ホークとは
ホークの正体、種族や魔力は?
『七つの大罪』に登場するマスコットキャラのホーク。メリオダスが営む「豚の帽子亭」の看板豚”残飯処理騎士団団長”です。七つの大罪に欠かせない存在で、コミカル要員かと思いきや、色々なところで活躍しています。
しかし、以外にもその存在は謎が多い不可思議な存在なのです。大体にして、なぜ豚がしゃべっているのか、というのも疑問ですが…。ホークの闘級は30で、魔力は変身(トランスポーク)。
魔力を持つ生き物を食べると、その能力を排出するまで同等の魔力が使えるというものです。それ以外にも、ローリングハムアタックなど体当たり技を繰り出すことがあります。
— さゆかな (@tukikagesayu) October 14, 2016
ホークはメリオダスとどう出会った?
ホークとメリオダスの出会いは、21巻の番外編「相棒」で描かれていますが、国を追われ道端に倒れていたメリオダスを、ホークが助けて介抱したのです。これが、メリオダスとしゃべる豚ホークとの旅の始まりとなります。
思いのほかあっさりと相棒になったふたり。ホークはメリオダスにある店の残飯をおごろうとしましたが、メリオダスは却下。そして食いぶちを得るために豚の帽子亭を開こうと考えたメリオダス。開店資金のために神器ロストヴェインを売り払ってしまったのです。
ホークは、豚の帽子亭の開店の時点でメリオダスの相棒となりましたが、ホークママもホークの一声で地面から登場。ここから豚の帽子亭誕生となっていくのです。
七つの大罪 12巻
神器マジで売ったんか笑 ホークとの出会い、ただの番外編にしてはワンドルのことといい重要な伏線になりそうなんだが。
#七つの大罪— 二酸化 マンガ (@manga_dioxide) December 17, 2014
アニメ版で声優と務めた久野美咲
出典:TVアニメ「七つの大罪」公式Twitter
(写真左)
『七つの大罪』のアニメ版で、ホークの声を担当したのはリアルな幼声や、不思議キャラを演じることで知られる久野美咲です。独特な声質の持ち主で、普段はほとんどしゃべらないという久野ですが、収録が始まるとアドリブを入れるなど正反対になるといいます。
元々は、子役として舞台に出演していましたが、その後洋画の吹き替えで活躍し、近年ではアニメへの出演も増えています。存在感のある独特な声質で演じるホークはまさに、久野美咲の代表作といっていいでしょう。
ヘンドリクセン戦の黒死(デッド・エンド)から転生!?
ホークが小さくなった理由
13巻のヘンドリクセン戦で、メリオダスとエリザベスを庇って黒死(デッドエンド)を受け、黒こげになってしまったホーク。しかしメリオダスがヘンドリクセンに勝利を飾った後、死んだはずのホークが生き返ったのです。
誰もがホークは死んだと思っていましたが、手のひらサイズになって転生したのです。攻撃を受け、倒れたホークに手をかざしたエリザベスが、無意識に魔力を発動したのかもしれませんが、これもホークの種族に関係があるかもしれませんね。
七つの大罪2回目みてます。
いつの間にディアンヌって小さくなったっけ?
ホークちゃんは小さいサイズも可愛いww
あのミートパイ美味しければ食べてみたいww— 大橋 (@21ritsu_keion) August 28, 2016
ホークはワンドルの生まれ変わり?その共通点は?
ホークは、過去メリオダスの相棒だったワンドルという鳥の生まれ変わりではないかといわれています。共通点があまりにも多いことで、ほぼ決定か!?というところまで上がっています。
メリオダスもハッとした共通点は、(引用)「ちっ 変な拾いモンしちまったぜ」(第12巻 巻末番外編「相棒」)というホークのセリフ。これはワンドルも全く同じ言葉を話していたこともあり、メリオダスは記憶に残っていたのです。ホークという名は鷹(hawk)を意味していると考えられ、前世で飛んでたような気がするというホークの言葉にも注目されました。
ただ、本当にホーク=ワンドルなのかは断定できていません。もしかして、そう思わせるための作者の策略かもしれませんね。
七つの大罪 12巻
ホークは団長のかつての相棒ワンドルの生まれ変わりなの? 番外編でサラッと気になる話をブチ込んできたな!
#七つの大罪— 二酸化 マンガ (@manga_dioxide) December 17, 2014
喋らないけど存在感大!ホークママとホークの本当の種族は?
ホークママは3000年前聖戦に参加していた!?
ホークといえば母豚のホークママとは一体ですよね。しかし、ホークママに関することは全てが謎であり、ホークのように喋るわけではなく、能力や闘級など詳細が明かされていません。しかし、「大罪解体罪書」にはホークママらしき豚が描かれているのです。また、色合いがハッキリしませんが、よく見ると緑色のように見えます。これは明らかにホークママではないでしょうか。
それらは聖戦の様子を描いているようですが、なんとホークママらしき豚は魔人族側に位置しているのです。ということは、ホークママは魔人族なのか?ということになります。
たしかに魔人族であったならば、メリオダスと何らかの関わりがあってもおかしくありませんし、出会いも偶然ではないとも考えられます。ホークママが魔人族だったとすれば、ホークも魔人族ということになるのでしょうか。しかし、ホークママはホークの母豚だというハッキリした証拠はありません。
ところで、七つの大罪のホークママって何者……
— 若里清(GWはいつも元気) (@sei_waka) January 19, 2017
ホークは魔人族なのか?
実際にホークは魔人族だったのでしょうか。ホークママが魔人族でも、親子とと限らないので一概に魔人族だということは断定できません。ただメリオダスだけでなく、女神族のなかにも同属のやり方に嫌気が差して離れた者たちもいます。
女神族のジェンナとザネリも女神族を抜け、ドルイドの長として身を隠しているのも一例です。となると、たとえホークやホークママが魔人族だったとしても、3000年前に時点でメリオダスと共に魔人族に背を向けたとも考えられますね。
双考えると、ただの豚が喋るのも妙ですし、魔力を有することができるのも不可思議です。ただ、明るいホークが実は魔人族だった…というオチはできるだけ避けたいところですね。
大罪はどんでん返しが多そうな漫画だから続きを想像するのがヒジョーに楽しい。とりあえず今一番気になっているのはホークの正体ね。これからホークママみたいに大きくなっていくのかと思ったら死ぬし小さくなって生き返る?し。前世も気になるし気になることだらけだ。伏線がいろいろあるんだろうな。
— アメリー (@aml1e) February 19, 2015