『Free!』ロマンチストな努力家!松岡凛の水泳と仲間への想い





『Free!』という作品で主人公の七瀬遙と水泳人生を共にするライバル・松岡凛。第1期と第2期で違った表情を見せる彼は、ある意味作中最も成長したキャラクターと言えるでしょう。ロマンチストで努力家で仲間思いで…そんな松岡凛の魅力をまとめてみました!

ストイックにオリンピックを目指すロマンチストな競泳選手

松岡凛(まつおか りん)のプロフィール


TVアニメ Free!-Eternal Summer-キャラクターソングシリーズ 03(出典:Amazon)

主人公の七瀬遙(ななせ はるか)たちにメドレーリレーの楽しさを教えた張本人。小学校卒業後はオーストラリアに水泳留学していて、高校2年生進級時に帰国し水泳の名門・鮫柄高校に編入。家族構成は母と1歳下の妹・松岡江(まつおか ごう)。

第1期:岩鳶高校2年生→第2期:3年生
身長:177㎝ / 体重:68kg
誕生日:2月2日
専門種目:フリー(自由形)、バタフライ
好きなこと・もの:筋トレ、ランニング、辛い食べ物
苦手なもの:甘いもの、古文
イメージカラー:レッド / イメージアニマル:シャーク
CV:宮野真守、渡辺明乃(幼少期)

「水泳」と「仲間」への想いの根底にある父の存在

TVアニメ『Free!』PV第2弾 -松岡 凛 ver.-

松岡凛は小学校のころにはすでに、競泳でのオリンピックに出場することを確固たる目標としていました。それは早くに亡くなった父が果たせなかった夢であり、凛は優れた競泳選手だった父を誇りに思うがゆえにその夢を継ぐことを決めたのです。凛の水泳への想いは、亡くなった父への想いそのものなのです。だからこそ凛は水泳に一途に向かい、日々努力を重ね、最高のリレーのために転向までして最高の仲間たちを集めすらしました。

『Free!』は凛にとっては、父の背中を追って見ていた夢を、新たに自分の夢として未来に向かう物語であると言えます。無邪気で行動的だった小学校時代から大きな挫折を経験した彼は、仲間によって立ち直り、大きく成長します。主人公・七瀬遙と対になり作品の軸となる存在、それが松岡凛なのです。

仲間であり最高のライバル・七瀬遙との関係

「一緒に泳ぎたい」という凛の強い想いが遙を動かす


TVアニメ Free!-Eternal Summer-キャラクターソングシリーズ 01(出典:Amazon)

小学生時代の七瀬遙は天才的な競泳の才能を持ちながら、タイムにも順位にも興味を持たない変わり者でした。水の中でひたすら自分の世界にこもっていた彼を、メドレーリレーの世界に引き込んだのが、他ならぬ松岡凛です。凛の最高のリレーへのこだわりと勧誘のために転向までする熱意に不覚にも惹かれてしまった遙は、凛たちとチームを組んでついに大会でリレーを泳ぐのでした。

凛は自分が一方的に遙を意識していると思っていましたが、実は遙も早いうちから凛を意識していました。初めて大会で同じレースを泳いだ時、1着だった遥は2着の凛のことが気になっていたのです。おそらくそれはライバルとなる予感であり、2人の運命はここから一緒に回り出したのでしょう。マイペースすぎる遙の水の世界に、特別な流れを作り出した人間。それが凛なのです。

唯一無二のライバルだからこそ2人がすれ違った第1期

明るく社交的で水泳に一途だった凛ですが、オーストラリア留学から帰ってきた彼は水泳をやめ、かつての仲間たちを遠ざけるような言動を見せます。その陰には留学先での挫折があり、かつ記録に伸び悩んでいた時期に遙に惨敗したショックがありました。そんな2人の心のすれ違いから、仲間全員の絆をつなぎなおすのが、『Free!』第1期です。

第1期第10話で描かれた、すべての原因たる中1の時の遙と凛の勝負。久しぶりに凛と泳げることを喜ぶ遙に、挫折中の凛の複雑な胸中を推し量ることはできませんでした。遙にとって競泳とは凛と泳ぐことであり、凛だけが全力で戦える相手だったのだから仕方ありません。かつ凛にとっては、最高のライバルである遙に負けたことが大きなショックとなりました。水泳によってつながりあう2人は、仲間たちにも大きな影響を及ぼしつつ、運命を共にしていきます。

未来に踏み出せない遙を凛が救った第2期

第1期で遙や仲間たちに救われ、再び水泳に打ち込むようになった凛。第2期では鮫柄水泳部でも部長に就任し、部員たちを導く立場となりました。持ち前の面倒見の良さと仲間思いをいかんなく発揮しつつ、オリンピック出場という夢へ向かって邁進する凛。そんな彼が、自分のことと同じくらい気にかけていたのは、やはりライバルである遙のことでした。

変化を嫌う遙が、自分の進路に前向きになれず水泳からも逃げ出しかけていたところを、今度は凛が導く番です。なんと全国大会直前にかつて自分が世界の大きさを知ったオーストラリアに遙を連れて行った凛。「決まってるだろ。オーストラリアだ!」という台詞には視聴者も驚かされましたが、結果的には大成功。遙は見事競泳の世界に自分の未来を見つけました。